古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

模写 Alvaro Castagnet作品「アントワープ駅」

2012-07-16 06:43:49 | 風景(全体)
かって練習していたものを修正してアップします。
在オーストラリアの画家にAlvaro Castagnetという人がいます。ネットで知りました。
passionateな画家といわれるだけあって、鮮やかな色づかいや躍動感あふれる人物像に特徴があるようです。

彼は、世界の色々な所を旅し、絵にしているようですが、
西欧ベルギーの北東部にあるアントワープに旅した時、同駅の光景を描いたものです。
同駅は周りのオランダやフランスなどにも通じる国際的な駅で、巨大なドーム状の駅舎は建築的にも有名な所のようです。

彼は、当駅の絵を数枚描いていますが、なるほど、駅もこんなふうに描けば絵になるのかと、youtubeや画像に見入ったことでした。

駅に入りこんだ逆光を背に浴びながら、さっそうと歩きだす旅行客の姿を焦点にした作品を模写してみました。
模写しながら気がついたことですが、焦点を当てたところは、それなりにはっきりしているのですが、
影の部分はどうなっているのかよくは分かりません。
しかもこの影部分、大胆に影を作っているようにも見えました。

そこで彼のことをさらに調べてみました。ある解説によれば、
彼の絵は、この影部分にも大きな特徴があり、ぼやかして、いろいろなことを想像させる・・・、とのこと。

今回模写するにあたり、実際にアントワープの駅の細部がどうなっているのか、
駅の写真画像などで、一応確認はしてみました。
が、彼の趣旨に沿い、結局知らないことを良しとし、ぼかしたままで模写しました。

何やら奥深そうですが、ああ、そんな描き方というか着眼点があるんだというのが、いまの自分の理解の限界です。

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2 コメント

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Unknown (mori)
2012-07-16 07:18:00
ドームに差し込んだ光の当たるところと当たらないところ、その中を動く人と、電車の感じが鮮やかに表現されていると思います。
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Unknown (キンジ)
2012-07-16 16:45:29
ヨーロッパのホームの大屋根はレースの如き鉄骨の組み合わせがきれいだと思っておりましたが「ヤヤヤ 折角の美が手抜きしてボヤケテしまっている・・・と 読んでみて解りました。
ちゃんと後方の3人がチョチョと巧く描きこんであるのですからねー。柳川の船上の顔と言い
表現も一筆でできるものですなー。 巧い、巧い。 蒸し暑いね。スイカ・桃が旨いねー。
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