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先日の教室(5.27 小玉精子先生)でのモチーフです。
3種類のサフィ二アが、全開はもちろん、半開きも蕾もあり、
また花の向きも、上下、左右、表裏など色々で、描くには絶好のタイミングでした。
サフィ二アを絵にする時、たとえば、いくつかの花をクローズアップし、あとはぼかすなど、
その描き方はいろいろありましょうが、
今回は上述のモチーフの特徴をそのままを活かすべく、やや総花的に描きました。
(横にはみ出したりしているのは、自分が遊び心で絵に加えたものです。)
そんな中、苦労したのが、絵の左側赤紫色の、色の出し方です。
実際写生している紙とは別の紙1ページを使い、組み合わせを変えつつ、
混色を試みますが、なかなか、思うような色が出ません。
試すこと、ほぼ10分。
そして、ついに自分の能力限界を悟り、先生にギブアップ宣言。
“お願いします”と。
すると、先生、私の筆をとり、私のパレット上で、
“オペラ”(赤系)と“セルリアン・ブルー”(青系)の2色を混ぜ合わせ、
あっという間に所望の色を出していただきました。
まさに一発! 思わず、唸ったことでした。
ポイントはオペラ(鮮やかで発色性が強い)による混色だったようです。
のちのちにも、記念になること間違いなし、の一日でした。