しぐれたる あとの日が射し 実南天(鷲谷七菜子句)
大阪ご出身の女流俳人の方の句です。
写真は近くのマンションの庭先で見る撓(たわわ)に実った南天です。
総選挙が終わりました。
憲法をも争点にした、戦後史に残る大きなエポックとなる総選挙でした。
ここ数年、とくに今年に入ってからの、政策論争なしの低劣極まりない国会
そして狂ったように偏向報道を繰り返すテレビ・新聞などの既存マスコミ
・・・いずれも民主主義がまともに機能しない、まさに国難でした。
今回の選挙の隠れた大義は、この国難を回避するため、
その体制の是非を主権者たる国民に問い直すことにあったのだと思います。
結果、民進党は分裂、既存マスコミの信頼性は大きく失墜しました。
首相には、この世論の支持という、大きな大きな基盤のもと、
難(ナン)を転(テン)じて、
あくまで謙虚に国民の声に耳を傾けながら、
しかし、己の信ずるところに従い堂々と、
我が国をリードしていただきたいと思います。