クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

クリスマスローズと天神山 H-28- 2-19

2016-02-20 16:13:13 | その他
真冬である事を忘れさせるような気温の日が続くので爺イも冬眠から
這い出して高崎市里見にある富久樹園のクリスマスローズの様子を見に行く事にした。



高崎から通称・里見街道のR-406で西進、大きな下里見信号の四つ角を過ぎて
次のY字分岐の信号を左折してr-132に入り鷲の嶺ゴルフ場の脇を通過。かって
このY字分岐には下秋間カントリーの大看板があった筈だか今は見当たらないので
少々戸惑った。
安中との境界になっている峠の僅か手前でこの道標を見て東進する農道へ。



農道は完全舗装だが、山裾には残雪が細々と繋がっている。



 約1Kでクリスマスローズガーデン駐車場。北側には赤城や榛名が
全容を現している展望台の様だ。





園の入場料はカフェでのコーヒー付きで金500円也。園内と直売場の花の様子。



一回りしてから恒例になりつつある天神山の時計回り周回で最近の運動不足を
補うことにする。この天神山は安中と高崎を分ける稜線上にあるが、この稜線には
東から「前天神300m」「天神山318m」「浅間山352m」「御岳山409m」
「御殿山405M」「石尊山571m」「戸谷山605m」が連なり里見連山とか
安中アルプスとかの俗称があるらしい。かって数十年前、移動通信の重鎮さんが未だ
小学生だった息子さんを連れてこれらの山々に山頂標識を付けて回ったが
今は殆ど残っていないだろう。
天神山の解説看板によると「堂尾根砦」とも云われるこの山は近在の里見城時代、
雉郷城時代の物見台の役目を持っていたらしく、山頂には天神社を前身とする
御岳神社も存在したとか。



時計回り周回の登山口には「山頂まで1.2k」の案内が立つ。



遊歩道の途中にはこんな障害物もあるが進行には何の支障も無いが
急斜面を大きく回る蛇行道の傾斜は相当キツイ。



途中は北側が開けていて室田のゴミ焼却場煙突や高崎方面が見渡せる。





 やがて「参道入り口」だが急斜面の直登なので敬遠して



更に東進を続ける。



 やがて山頂まで100mの案内板で左折し



 濡れた落ち葉が堆積する急斜面を登り切ると




二基の石灯籠に迎えられて山頂に到着。



灯篭の側面には「御嶽山」の彫があるので御岳神社の名残?



奥に石像があるが正体不明。石仏ではないらしいので若しかすると天神様?
台石左の銘は弘化二年とあるから1845年



 神社跡を思わせる石宮が一つ、



 観音山丘陵で時々目にする東鉱標石、この辺にも亜炭鉱が延びていたらしい。



 東屋周辺には頂上標識がたった一つ。かっては色々な標識で賑わっていたのに
比較的新しい「すかいさん」のものも無いのは不思議。



 この山の標識の先駆け、重鎮さんの標識。



その他、爺イの記録に残っているもの。

 







パラグライダー発着場の看板もあるが、何回も来ているのに稼動しているのを
見たことはない。
(但し、記録を調べると最近では 「里見の郷フェスティバル」の一環として2015-9に
「第7回里見天神山フルーツカップパラグライダー大会」が山梨県や神奈川、埼玉、長野、関東一円からの約30名の参加で行われている。)



 東屋から東南に斜面を降りて前天神山に向かう。



 尾根道は下りながら綺麗に伸び、崩れてはいるが木枠段も見られる。



 約200mで再び東屋。ここは既に安中森林公園の北端に来ている。



 かなり広大な森林公園の案内図もある。



 この東屋の後ろの小高い藪山が前天神山だ。



 笹薮に覆われた山頂には三角点。



 四等で点名はそのものずばりの「天神山」。



 公園の中は複雑な遊歩道になっているが少し散策で南進してみる。



 300m程進むと僅かの高みが展望台。



 見渡せる範囲は同じようなものだが一応は展望台の
役割は果たせている。







散策も切りがないので適当に切り上げて前天神に戻り



 天神山に帰着する途中で南にレーサムゴルフ場(旧プレスカントリー)や
下秋間カントリーが樹間から良く見える。この稜線の南斜面はゴルフ場だらけだな。





 天神山に戻って

周回路で駐車場に戻った。未だ時間があったのでこの砦跡に
関連すると云われた里見城、雉郷城祉を訪ねたがそれは別項とする












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