三年振りに下仁田・御堂山の周回。
R-254の本宿分岐でこの看板の空き地に駐車。未だ他には駐車の車は見えない。
100Mほど東に戻ってこの「西牧藤井関所跡」から
山手に入る。県道からの入り口には登山道の道標は無い(9.15)。
この地は内山峠・余地峠・和美峠への要衝故の関所であるが
創設は1593年と云う。だが、その時代は未だ秀吉が健在で
朝鮮遠征の真っ最中。街道の整備は家康時代の1604年だから
古記録に設置の記載があり検地が行われた程度で今で言う関所の
イメージではないと思う。
民家を過ぎて舗装が切れると初めて道標、
風雪に崩された道祖神や
説明看板も。頂上まで2時間45分と細かい数字だかどの程度の人を想定してるのかな?
最初の道は沢の左岸を辿る。小型車なら十分に走行可能。
直ぐにこんな道に変る。
やがて林道終点と思われる箇所から、このルートの特徴の水路と
化した岩ゴロゴロの道。真っ直ぐに見通せる。
長い登りの後、この道標で左へ(10.14)。
だが、ゴロ道は相も変らずに続くので足元ばかりに神経集中。
この赤テープで悪路とはお別れ。
やがて大岩の縁の左に回りこむ。この辺の雰囲気は山に来たと
の実感十分。
そして目印の小滝。「みの滝」との表示もあるが滝と言うより
今は水量が少ないので某ベテランさんの言うとおり岩清水の類だ。
滝の右の岩場からも行かれそうだか折角ルートがあるので
冒険はしない方が無難。
滝上にはしっかりしたロープで蟹の横ばい風に越えていくが
岩場が乾燥しているので爺イのへっぴり腰でも無理なく通過(10.33)。
途中で振り返ると逆光の中に鹿岳がうっすらと見える。
名物のジイとバアの真東を通過、どっちがジイなのか忘れたが
多分、これが「じい」
そしてこっちが「ばあ」かな?
平坦地の先には分岐道標、一休みしてから右手の尾根に移る。
尾根は実に綺麗な流れ。
偶には少々ヤセ尾根も現れるが。
綺麗な尾根道の先には再び道標、後ろに写る大山が御堂山?
その先には高石峠への分岐になる四つ角、今日の高石峠通過は
山頂からなのでここは使わない。
右手尾根に向かってロープ付きの長い急登。乾燥しているザラ場で
軽アイゼンが必要。
尾根からは、なだらかな登りで頂上着。北に開けた景観(11.55)。
数年前に付けられた山頂標識の下には、古くからある幹への
直接の彫り込みが未だくっきり。同様の樹幹への彫りは
榛名の音羽から三つ峰へ行く途中にもある。
三角点は三等で点名も御堂山 878.34m。
前面に妙義の姿が広がる。一寸左手の雪の少ない浅間は枯れ木に
邪魔されて写真にならず。
本日の爺イ。休憩と昼食。登山客が数組通過するが写真を
撮るでもなくチラッと妙義を見るだけで通り過ぎ。
次ページに続く
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R-254の本宿分岐でこの看板の空き地に駐車。未だ他には駐車の車は見えない。
100Mほど東に戻ってこの「西牧藤井関所跡」から
山手に入る。県道からの入り口には登山道の道標は無い(9.15)。
この地は内山峠・余地峠・和美峠への要衝故の関所であるが
創設は1593年と云う。だが、その時代は未だ秀吉が健在で
朝鮮遠征の真っ最中。街道の整備は家康時代の1604年だから
古記録に設置の記載があり検地が行われた程度で今で言う関所の
イメージではないと思う。
民家を過ぎて舗装が切れると初めて道標、
風雪に崩された道祖神や
説明看板も。頂上まで2時間45分と細かい数字だかどの程度の人を想定してるのかな?
最初の道は沢の左岸を辿る。小型車なら十分に走行可能。
直ぐにこんな道に変る。
やがて林道終点と思われる箇所から、このルートの特徴の水路と
化した岩ゴロゴロの道。真っ直ぐに見通せる。
長い登りの後、この道標で左へ(10.14)。
だが、ゴロ道は相も変らずに続くので足元ばかりに神経集中。
この赤テープで悪路とはお別れ。
やがて大岩の縁の左に回りこむ。この辺の雰囲気は山に来たと
の実感十分。
そして目印の小滝。「みの滝」との表示もあるが滝と言うより
今は水量が少ないので某ベテランさんの言うとおり岩清水の類だ。
滝の右の岩場からも行かれそうだか折角ルートがあるので
冒険はしない方が無難。
滝上にはしっかりしたロープで蟹の横ばい風に越えていくが
岩場が乾燥しているので爺イのへっぴり腰でも無理なく通過(10.33)。
途中で振り返ると逆光の中に鹿岳がうっすらと見える。
名物のジイとバアの真東を通過、どっちがジイなのか忘れたが
多分、これが「じい」
そしてこっちが「ばあ」かな?
平坦地の先には分岐道標、一休みしてから右手の尾根に移る。
尾根は実に綺麗な流れ。
偶には少々ヤセ尾根も現れるが。
綺麗な尾根道の先には再び道標、後ろに写る大山が御堂山?
その先には高石峠への分岐になる四つ角、今日の高石峠通過は
山頂からなのでここは使わない。
右手尾根に向かってロープ付きの長い急登。乾燥しているザラ場で
軽アイゼンが必要。
尾根からは、なだらかな登りで頂上着。北に開けた景観(11.55)。
数年前に付けられた山頂標識の下には、古くからある幹への
直接の彫り込みが未だくっきり。同様の樹幹への彫りは
榛名の音羽から三つ峰へ行く途中にもある。
三角点は三等で点名も御堂山 878.34m。
前面に妙義の姿が広がる。一寸左手の雪の少ない浅間は枯れ木に
邪魔されて写真にならず。
本日の爺イ。休憩と昼食。登山客が数組通過するが写真を
撮るでもなくチラッと妙義を見るだけで通り過ぎ。
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いつか言ってた御堂山の帝釈岩を絡めたコースを歩いてみました。最初は八坂神社のある帝釈岩に直接突き上げる尾根コースを行こうとしたのですが神社のすぐ上の岩場で断念して坂詰の集落の谷から入りました。沢を詰めていくと途中に小屋があり、そこから左手の尾根に突き上げたところ岩場が現れてどうやら帝釈岩のエリアとも言える尾根に出ました。岩の上を行くことならず、右側を巻きながら行きますが斜面がキツイので注意が必要で帝釈岩の本体東側は急斜面の雑木林で木の幹を頼りに帝釈岩の北側に出て岩の上に出ようか迷いましたが今回はパスしてそのまま御堂山方面に向かいます。やっと気持ちのいい尾根を安心して歩きます。左手にはジジ岩ババ岩がみえます。その手前にも岩場があってそこには稲作で使う鳥よけの反射テープがありようやく人心地がする思い。後は御堂山コースに合流して下りました。
途中の岩場はお勧め出来ますが、帝釈岩と坂詰からのコースはお勧めできません。でも面白かったです。
確かに八坂神社と坂詰付近から二本の沢が
北北東に伸びてますね。
左右の斜面の凄さに目をつぶるとしても辿りつくべき位置が特定できないので爺イの想定を
越えています。
御堂山に行く時に、途中から何時かいつかと
思いながらも年寄りの一人旅は危険なので
未だに帝釈岩には立っていませんが、分相応として納得してます。