明日は理学療法士国家試験の日です。本学の最初の卒業生が国家試験に挑みます。この時間はもうすでに床についているでしょうか。それとも、最後の踏ん張りでしょうか。精一杯、悔いのないように挑んできてほしいと思います。頑張れ!
今朝、沖縄で震度5弱(マグニチュード7)の地震がありました。そして地球の反対側のチリでも地震があったそうです。マグニチュード8.8ということですので、かなり大きな地震です。被害状況の詳細は報道されていませんが、甚大な被害が起こっているかもしれません。地震、気になります。東海地震は起きる確率が高いと言われて久しいですが、日本ではいつどこで大地震が起きてもおかしくない状況と考えています。ですので、少し地震が頻発するようになったからといっても日本から脱出するわけではないので、どうしようもありません。ですが、地震対策はやっておきたいです。万が一に備えて、防災グッズや建物と耐震化など。防災グッズを予め用意しておく、避難路や避難場所などを予め調べておくなどは個人のレベルの対策ですね。個人所有の家屋などの耐震化もある意味個人の問題かもしれません。でも、いざという時に避難所になるような公共施設や病院などの耐震化は国や地方自治体レベルの対策ですね。その中の1つの学校の耐震化工事。まだ、すべての学校の耐震化工事が終了していないという状況ですが、これを日本政府はどのように考えているのでしょうか。予算執行には優先順位があると思うのですが、耐震化工事はプライオリティが低いのでしょうか。例えば、子ども手当や高校無償化、高速道路無料化よりも学校の耐震化工事が優先されない理由はどこにあるのでしょうか。それとも、耐震化工事はすでに完了しているのでしょうか?
高校無償化も民主党のマニフェストに挙げられていましたが、この法案も国会審議入りしたそうです。一時期、その是非について議論が起きていましたが、その後終息?そして、昨日再び大きく報道されました。そのテーマが、朝鮮学校を対象から外す方向で調整しているという政府の方針です。それに対して、朝鮮学校側は「差別」であると抗議声明を出しています。どちらも言い分があるようです。
そもそも高校無償化は何のために行うのでしょうか?現在の日本では、高校進学率は98%程度だと言います。つまり、限りなく100%に近い状態です。こうした状況にあるので、高校を無償化しても進学率には大きな影響を与えないと思われます。経済的理由で退学する生徒が多くなっているので、それをサポートするのが第一の目的であると考えられます。そもそも、公立学校の年間授業料は12万程度。すると月にして1万円でしょうか。この部分のサポートがどの程度有効であるのか議論が必要と思います。
高校無償化を主張する民主党の理由の1つに、外国では高校教育が義務であるかは無関係に無償であるということがあります。でも、すべての国で無償であるわけではありません。韓国やイギリス、ポルトガルでは有償であるようです。韓国での高校の授業料に関する状況は日本に似ているようですが、イギリスやポルトガルでは奨学金制度が充実しているようです。ですので、イギリスなどでは世帯の収入レベルの低い場合など条件がそろえば無償となるケースがあるのかもしれません。
日本における高校無償化。無償化の国が多いからという理由だけで諸外国と同じように実施する必要はないのではと考えます。なぜ今無償にするのか、そこをしっかり議論してほしいと思います。特に、国の財政状況が逼迫している今実施する意義を考えてほしいと思います。手続きは大変かもしれませんが、所得制限を設けるようにするなど、なぜ高校を無償化するのかの根本から議論してほしいと思います。
以前述べましたが、大学に進学する高校教育をまともに受けたとは考えにくい生徒が多いという問題があります。これは高校教育そのものに問題があることを示しているのかもしれません。もちろん、受け入れる大学側にも問題はあります。ですので、日本における教育制度についての議論がまず必要なのかもしれません。と考えますと、2010年度から実施するのではなく、1年間ぐらいかけ議論してはいかがでしょうか。
そもそも高校無償化は何のために行うのでしょうか?現在の日本では、高校進学率は98%程度だと言います。つまり、限りなく100%に近い状態です。こうした状況にあるので、高校を無償化しても進学率には大きな影響を与えないと思われます。経済的理由で退学する生徒が多くなっているので、それをサポートするのが第一の目的であると考えられます。そもそも、公立学校の年間授業料は12万程度。すると月にして1万円でしょうか。この部分のサポートがどの程度有効であるのか議論が必要と思います。
高校無償化を主張する民主党の理由の1つに、外国では高校教育が義務であるかは無関係に無償であるということがあります。でも、すべての国で無償であるわけではありません。韓国やイギリス、ポルトガルでは有償であるようです。韓国での高校の授業料に関する状況は日本に似ているようですが、イギリスやポルトガルでは奨学金制度が充実しているようです。ですので、イギリスなどでは世帯の収入レベルの低い場合など条件がそろえば無償となるケースがあるのかもしれません。
日本における高校無償化。無償化の国が多いからという理由だけで諸外国と同じように実施する必要はないのではと考えます。なぜ今無償にするのか、そこをしっかり議論してほしいと思います。特に、国の財政状況が逼迫している今実施する意義を考えてほしいと思います。手続きは大変かもしれませんが、所得制限を設けるようにするなど、なぜ高校を無償化するのかの根本から議論してほしいと思います。
以前述べましたが、大学に進学する高校教育をまともに受けたとは考えにくい生徒が多いという問題があります。これは高校教育そのものに問題があることを示しているのかもしれません。もちろん、受け入れる大学側にも問題はあります。ですので、日本における教育制度についての議論がまず必要なのかもしれません。と考えますと、2010年度から実施するのではなく、1年間ぐらいかけ議論してはいかがでしょうか。
運動能力が高いと学業成績も優秀である傾向がみられるという研究結果が報告されたそうです。ロイターによるとこの研究は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のウィリアム・J・マッカーシー博士らによるもので、1マイルを走るか歩くテストで時間がかかった生徒ほど、学力テストの点数も低い傾向があったというものです。研究は2002年と2003年に南カリフォルニアの5年生749人と7年生761人、9年生479人を対象に実施したもので、体力テストの結果と体重を、数学などの学力を測る州の共通試験の点数と比較したというのです。対象者のうち、60%が白人、26%がヒスパニック系で、アフリカ系が7%、アジア系と太平洋諸国系が合わせて7%を占め、32%が過体重、28%が肥満だったということも報道されています。
報告によると、生徒のうち65%は、年齢や性別ごとに定められた州の運動能力基準を満たしていなかったが、基準を満たしている生徒の方が学力テストの平均点が高かったというのです。
この研究をどう解釈するか慎重にすべきだと思いますが、あまり運動をしないで家に引きこもりがちな子どもは勉強をしない傾向にあるのでしょうか。あるいは、運動が認知学習に好影響を与えるのでしょうか。運動には脳活動が必要ですし、運動することで脳への刺激も増加します。それは生理学的にも明らかです。でも運動が、認知学習にどのような影響を与えるか、その評価は非常に難しいと思います。運動している時間は認知学習はできませんし、激しい運動をすれば披露してますます認知学習する時間が少なくなってしまいます。でも、集中力が増加して、効率的な学習ができると主張する人もいるでしょうか。でも、何が効率的な学習なのかが不明だと思います。つまり、認知学習の評価法が確立していないと思います。もちろん、運動と一言で言っても、様々な運動がありますので、運動と認知学習の関係を研究すること自体、本当に再現性のある普遍性を伴う結果がえられるかどうか疑問もあります。
でも、おもしろい研究だと思います。東京大学やいわゆる優秀な大学では運動部の活動が活発ですね。それに対して、名前をあまり聞かないような大学では部活動はどうなのでしょうか?運動すれば学業成績が上がるわけではないと思いますが、検証研究が続くとおもしろいと思います。
運動は健康にいいだけでなく、頭にもいい。いわゆる文武両道ですね。文武両道が科学的に証明されるのことになるのでしょうか?
報告によると、生徒のうち65%は、年齢や性別ごとに定められた州の運動能力基準を満たしていなかったが、基準を満たしている生徒の方が学力テストの平均点が高かったというのです。
この研究をどう解釈するか慎重にすべきだと思いますが、あまり運動をしないで家に引きこもりがちな子どもは勉強をしない傾向にあるのでしょうか。あるいは、運動が認知学習に好影響を与えるのでしょうか。運動には脳活動が必要ですし、運動することで脳への刺激も増加します。それは生理学的にも明らかです。でも運動が、認知学習にどのような影響を与えるか、その評価は非常に難しいと思います。運動している時間は認知学習はできませんし、激しい運動をすれば披露してますます認知学習する時間が少なくなってしまいます。でも、集中力が増加して、効率的な学習ができると主張する人もいるでしょうか。でも、何が効率的な学習なのかが不明だと思います。つまり、認知学習の評価法が確立していないと思います。もちろん、運動と一言で言っても、様々な運動がありますので、運動と認知学習の関係を研究すること自体、本当に再現性のある普遍性を伴う結果がえられるかどうか疑問もあります。
でも、おもしろい研究だと思います。東京大学やいわゆる優秀な大学では運動部の活動が活発ですね。それに対して、名前をあまり聞かないような大学では部活動はどうなのでしょうか?運動すれば学業成績が上がるわけではないと思いますが、検証研究が続くとおもしろいと思います。
運動は健康にいいだけでなく、頭にもいい。いわゆる文武両道ですね。文武両道が科学的に証明されるのことになるのでしょうか?