健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大腸がんが50歳未満で増加傾向

2016-06-10 08:30:18 | 研究
米国の100万人以上を対象とした10年に及ぶ調査に基づく研究で、50歳未満の人々の間で、大腸がんが増加傾向にあるとの結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この年齢グループでは、がんが進行した段階で診断されるケースが多いことも分かったそうです。調査期間の10年間で、50歳未満のグループでは大腸がんの患者数が11.4%増加。新規患者が毎年約136人発生した割合に。一方、大腸がん全体の罹患率は近年、減少傾向にあり、50歳以上でも同じ期間内で罹患率は2.5%減少していたそうです。また、大腸がんは50歳未満の年齢層で増加傾向にあるものの、患者の圧倒的多数は依然として50歳以上で発病しているとも。大腸がんは、米国で患者数が3番目に多いがんで、2015年の新規患者数は13万2000人以上。また、がんによる死亡原因では、肺がんに次いで2位だそうです。
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