健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

「かん」の強い子

2016-06-25 08:30:58 | 研究
急に泣いたり不機嫌になったりする、いわゆる「かん」の強い子どもは、遺伝性の遺伝子変異による病気が原因となっている可能性があるという研究成果がPLOS ONEに発表されるそうです。寒さや疲れなど少しの刺激で鈍い痛みを誘発し、症状が表れる、「小児四肢疼痛発作症」と命名したそうです。この病気は、特定の遺伝子が変異することで、痛みを脳に伝える神経が発作的に過剰に高ぶり、わずかな刺激で月に10~20回程度、手足の関節などに鈍い痛みを生じさせるそうです。言葉を覚えると「痛い」と訴えるようになり、中学卒業頃には症状は軽くなるそうです。
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