健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

尿から乳がん・大腸がんを発見

2016-06-15 08:30:46 | 研究
尿を調べることで乳がんと大腸がんを見つけられる技術が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。まだ実用化段階ではないようですが、今後数年以内の実用化を目指しているそうで、将来的にがん検査の大幅な簡略化につながると期待されるものだそうです。尿の中にある糖や脂質など1300以上の物質から、がんと判定するために必要な特定物質を約10種類まで絞り込むことに成功。その含有量の違いで健常者とがん患者を見分けられるというのです。エックス線検査や血液検査などに比べて手軽なため、検診を受ける人の負担が軽くなるのは間違いありません。ただ、特定物質の構造の解析など課題が残されており、早期の実用化に向けて研究を加速するそうです。
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