健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

岩石にCO2を貯留

2016-06-28 08:30:17 | 研究
二酸化炭素(CO2)を火山玄武岩の土壌に注入して固体に変える実験プロジェクトが初めて成功したという論文がSciencesに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。この実験は、2012年にアイスランドのHellisheidi地熱発電所で開始された実験プロジェクトCarbfixの一環だそうです。CO2や他のガスを水と結合し、混合物を地下にポンプで注入。 自然の中では、玄武岩はCO2および水と接触すると化学反応を起こし、白亜質の白色鉱物となるそうです。ですが、その反応にどれくらい時間がかかるかは不明だったそうです。以前の研究では、固形化には数千年を要する可能性があるとされていたそうですが、ヘトリスヘイジの下の玄武岩で行われた実験では、注入されたCO2の95%が2年未満で固形化したそうです。論文の研究者らによると、玄武岩は世界の海底の大部分と、大陸の岩石の約10%を占めているそうです。
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