健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

iPS心筋で新薬検査

2016-11-05 08:30:46 | 研究
人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋で、新薬の心臓への副作用を精度よく調べる検査法が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。新薬の重要な副作用に心臓への影響があり、急な動悸を起こしたり、拍動を弱めたりすれば命に直結するため、事前に影響を詳しく調べる必要があります。今回、人のiPS細胞からひも状の心筋(長さ約1センチ)を作り、両端を台に固定した検査装置を開発。心筋は自ら拍動して伸び縮みしており、新薬の候補物質をふりかけ、長さの変化などから心筋への影響を調べるというもの。実際に強心剤をふりかけると縮む力が最大で約5割増え、心臓を休ませる薬では約5割弱まるなど、薬に敏感に反応することを確かめたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20161025-OYT1T50056.html?from=ycont_top_txt
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