健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ニコチンアミド・モノヌクレオチド

2016-11-10 08:30:26 | 研究
老化抑制効果の確認を目指して国内で臨床研究が始まっている物質ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)をマウスに投与すると、エネルギー代謝や筋肉、目などの機能が改善したという研究結果が、セル・メタボリズムに発表されたそうです。このNMNは、体内に元々存在する物質だそうですが、高齢になると減少。研究では、生後5か月(人間の年齢で20歳代)~17か月(同60歳代)のマウスに1年間、NMNを毎日投与。その結果、通常のマウスに比べ、年を取っても脂肪を燃やしてエネルギーを得ており、筋肉が若い状態に保たれていたというもの。涙の量や骨密度、免疫細胞の数も増加し、目立った副作用はなかったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20161027-OYT1T50116.html
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