世界保健機関(WHO)は先日(18日)、インターネット上で行った記者会見で、ジカ熱の拡大を受け出していた「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」宣言を解除すると発表したそうです(AFPBB NEWS)。ジカウイルスは現在も非常に深刻で長期的な問題ではあるものの、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態ではなくなったと述べたそうです。ジカウイルス感染者の大半は軽い症状しか出ないが、妊婦が感染した場合、胎児の頭部と脳が異常に小さくなる「小頭症」と呼ばれる先天異常を引き起こす恐れがあるとされています。一方でWHOは、ジカウイルスの危険は今後も存在し続けるとして、慎重な姿勢を保っているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3108519
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