米国疾病対策センター(CDC)は、米国の成人の5人に1人が習慣的に喫煙しており、成人人口の15%が紙巻きたばこを吸っているとのデータを発表したそうです(AFPBB NEWS)。CDCの報告書によると、喫煙者削減に向けた公衆衛生の取り組みにもかかわらず、喫煙率は近年横ばい状態が続いているそうです。発表された最新データは2015年のもので、刑務所などの施設に入っていない約3万3000人を対象とする全国代表調査に基づくもの。このデータによると、米成人人口の20.1%に当たる約4900万人が習慣的に喫煙。自己申告調査の結果では、喫煙者の約87%に当たる4200万人が、紙巻きたばこ、葉巻、パイプたばこなどの可燃製品を使用。電子たばこを使用していると答えた人と、葉巻関連製品を使用していると答えた人は、それぞれ全体の3.5%と3.4%に。他方、かみたばこや嗅ぎたばこなどの無煙たばこの使用は全成人の2.3%で、水パイプ、水きせるなどの使用は1.2%。男性の喫煙率は女性に比べてはるかに高く、報告書によると、その割合は男性の25%に対し、女性は15%。喫煙率が最も高かったのは、年収3万5000ドル(約400万円)未満の人々と、高校を卒業していない人々だったそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3150001
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