大気汚染が深刻化しているインドの首都ニューデリーで、スモッグのためインド対スリランカのクリケットの国際試合が何度も中断を余儀なくされたそうです(AFPBB NEWS)。在インド米大使館のウェブサイトによると、この日ニューデリーにおける人体に有害な微小粒子状物質の指数は一時384に。これは、世界保健機関(WHO)の定める安全基準の約15倍に相当するそうです。ニューデリー市内のスタジアムで行われた試合は、複数のスリランカ代表選手が健康上の問題を訴えたため、審判団が主審やチームドクターらと協議して約20分間中断。その後、試合は再開されたがスリランカ代表はさらに2回にわたって抗議。スリランカ側は野手が足りなくなってしまったそうです。ニューデリーでは先月、大気汚染レベルがWHOの安全基準の40倍に達し、医師会が公衆衛生上の緊急事態だとして警告。市内の全学校が休校したそうです。しかし、医師らが健康に著しい悪影響があるとして延期を求めたハーフマラソン大会は強行され、3万人以上が参加したとも。
http://www.afpbb.com/articles/-/3154093?cx_position=15
http://www.afpbb.com/articles/-/3154093?cx_position=15