2016年に記録された、世界平均気温の過去最高値更新、アジアの猛暑、米アラスカ州沖の海水温上昇などの異常事象の原因は、化石燃料の燃焼といった人的活動に起因する地球温暖化の進行以外に説明がつかないとする研究結果がBulletin of the American Meteorological Societyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。「Explaining Extreme Events in 2016 from a Climate Perspective」と題された報告書によると、気候変動がなければ発生しなかったと考えられる異常な天候事象が初めて特定されたということです。人為的な気候変動の関与についてはこれまで、特定の洪水、干ばつ、嵐、熱波などの発生確率を上昇させると考えられていたそうですが、唯一の発生原因ではないと考えられてきたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3155447?cx_position=1
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