米国航空宇宙局(NASA)は、3年前に海底火山の噴火により南太平洋の島国トンガの沖合に出現した島が、火星において生命現象がどう展開し得たのかを探る手掛かりを与えるかもしれないとの見方を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。フンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga Hunga Ha'apai)と呼ばれる島は2014~15年にかけて、トンガの首都ヌクアロファの北東沖およそ65キロの海底から出現。科学者らは当初、数か月で消滅すると考えていたが、NASAによれば、火山爆発の際に温かい海水と火山灰が混じってコンクリートのような地質になったとみられ、新島は予想以上に持ちこたえたというのです。ただ、出現時の島は幅1キロ、長さ2キロ、高さ100メートルほどだったものの、現在はかなり浸食が進んでおり、6~30年ほどで消滅するものとみられているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3155322?cx_position=4
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