健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ハンセン病菌

2016-11-22 08:30:47 | 研究
英国やアイルランドに生息するアカリスの一部が、人のハンセン病を引き起こす細菌に感染しているとの調査結果がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。人への感染リスクは低いそうです。研究では、一部にその感染の兆候が認められたリスの死骸100体以上を調査したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3107595
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1人月100円の負担で・・・・・

2016-11-21 08:30:58 | 研究
世界の中低所得国では1人当たり月わずか1~2ドル(104~208円)の負担で国民全てに201種類の必須医薬品を提供できるとの研究結果がLancetの特別号に発表されたそうです(AFPBB NEWS)。現状では5か国に1か国は支出額が1ドルに届いておらず、論文では基礎的な医療ニーズに応えられるように追加の資金拠出が緊急に必要だと訴えているそうです。必須医薬品にはモルヒネなどの鎮痛剤、結核やAIDS、マラリアといった感染症の薬、がんや糖尿病など慢性疾患の薬、各種ワクチン、避妊薬などが含まれるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3107202
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低温で冷やすとスポーツ損傷の回復が遅延する

2016-11-20 08:30:40 | 研究
スポーツ損傷時にはクライオセラピー(冷却療法)が応急処置としてよく行われます。でも、その時の温度が低すぎると損傷からの回復が遅延するという研究成果が発表されました(International Journal of Sports Medicine)。ちなみに、用いた温度は、5℃と15℃で、5℃に比べて15℃の方が回復が良いというものです。
冷やすこと自体が良くないという論文もあり、むしろ温熱刺激が回復を促すという研究成果も発表されています。

https://www.thieme-connect.com/products/ejournals/html/10.1055/s-0042-111438#N65860
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頭が2つあるサメが増加

2016-11-19 08:30:19 | 日記
双頭のサメなど、映画の中の作り物のように思われるかもしれませんが、そうしたサメはたしかに実在し、しかも、世界中で発見例が増えているそうです(ナショナルジオグラフィック)。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/110700421/
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眠り制御遺伝子発見

2016-11-18 08:30:22 | 研究
睡眠の長さや質をコントロールする二つの遺伝子を発見したという論文がNatureに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。睡眠や覚醒には、オレキシンという物質が深く関わるそうです。ただ、眠気が生じたり、一日の睡眠時間を決めたりする仕組みはほとんど分かっていないそうです。今回の結果は、睡眠の仕組みの解明に迫る成果だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20161106-OYT1T50036.html?from=ycont_top_txt
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10か月飛び続けるツバメ

2016-11-17 08:30:44 | 研究
こげ茶色の羽毛をした小型の鳥「ヨーロッパアマツバメ」が、10か月間にわたり一度も着地することなく連続飛行することが分かったとの研究結果がCurrent Biologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。空中で過ごす時間としては、知られている鳥類の中で最長だそうです。ヨーロッパアマツバメが生涯の大半を飛行して過ごすとの仮説は、英国の研究者Ron Lockley氏が46年前に初めて提唱していたそうで、今回の研究結果は、その仮説を裏付けるものとなっているそうです。研究では、ヨーロッパアマツバメ13羽の背部に、重さわずか1グラムの超小型データ記録装置を取り付け、飛行状況や加速度、位置情報などを収集。ヨーロッパアマツバメは8月に繁殖地を出発して西アフリカ経由で中央アフリカの熱帯雨林まで移動する際、10か月後の次の繁殖期に戻ってくるまで一度も着地しないというのです。また、一部の個体は真冬に短時間、場合によっては一晩中、木に止まっていることもあるそうですが、その他の個体はこの期間中、文字通り一度も着地しなかったそうです。実際に止まった個体もその期間はわずかで、10か月間の99.5%を飛行して過ごしたそうです。移動中の睡眠の有無やその方法については、まだ解明されていないそうですが、毎日の明け方と夕暮れに高い位置まで上昇し、そこからゆっくりと降下する間に一眠りしている可能性があるそうです。グンカンドリなどの鳥も、滑空しながら眠ることが知られているそうです。ヨーロッパアマツバメは飛行中に餌を捕まえ、日中は暖気の上昇気流に乗って滑空することでエネルギーを節約していると考えられているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3105964
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アルツハイマー病の臨床試験薬

2016-11-16 08:30:47 | 研究
臨床試験段階にあるアルツハイマー病の新薬について、有害な副作用が認められず、薬剤として期待が持てるとする論文がScience Translational Medicineに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。初めは軽度から中程度のアルツハイマー病患者32人を対象とした研究が行われ、現在は3000人以上の患者が実験に参加して、より広範囲な2つの臨床試験が進められているそうです。治療には、米製薬会社が開発したベルベセスタットと呼ばれる化合物が使用されあているそうです。ベルベセスタットには、BACEIとして知られる酵素を阻害することにより、ベータアミロイドと呼ばれるタンパク質の量を減らす働きがあるそうです。アルツハイマー病は、タンパク質が凝集したアミロイド斑(プラーク)が脳にダメージを与え、記憶力などの認知能力に悪影響を及ぼすことが知られているが、タンパク質の生成においてBACEIは重要な役割を担っているそうです。これまでにもBACEI酵素を中和するために開発された薬剤はあったそうですが、肝機能障害や神経変性など非常に有害な副作用を生じていたそうです。2つの臨床試験は現在、ベルベセスタットの効果を検証するため3段階に分けて行われる治験プロセスの「フェーズ3」まで進んでおり、2017年7月に結論が出されることになっているそうです。結果が良好であれば、ベルベセスタットは2~3年後には市販薬として販売される可能性があるそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3106721
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飲酒によるがん死者

2016-11-15 08:30:30 | 研究
フランスParisで開催の「World Cancer Congress」で、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表されたそうです(AFPBB NEWS)。これらの発生件数は主に富裕国でのものだそうです。研究では、飲酒をする人としない人のがん発症リスクを比較し、がんの年間新規症例数の約5%、年間死者数の4.5%に、アルコールが関与しているとの結果を算出。アルコールと最も強い関連性が認められたのは乳がんの新規診断例で、アルコールに起因する全がん症例の4分の1以上を占めていたそうです。次いで関連が強かったのは大腸がんで、全体の23%。アルコールとがんによる死亡との関連について評価した結果では、食道がんで最も関連性が強く、次いで大腸がんが続くそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3106716
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女性のがん死者数

2016-11-13 08:30:25 | 研究
がんによる女性の年間死者数が2030年までに550万人に達する見通しであることが、米国がん協会(ACS)などが1日に発表した報告書で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。これは、デンマークの人口にほぼ匹敵する数字で、20年足らずで60%近い増加となるそうです。報告書によると、世界の人口が増大、高齢化するにつれて、がんによる女性の死者数が低所得国と中所得国で過去最悪となるが、その大半は、ほとんどが予防可能だそうです。また、世界の女性はすでに7人に1人が、がんで死亡しており、がんは循環器疾患に次いで死因の第2位に。女性のがん死因の上位4位を占める乳がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がんはすべて、大部分が予防可能か、治療の成功率が高くなる早期に発見できるもの。貧困国では、診断と治療を施されるがん患者の全体に占める割合が、富裕国に比べてはるかに小さい一方で、死亡に至る患者群の割合は富裕国よりはるかに大きいそうで、基礎医療の向上によって人の寿命が延びるにつれて、発展途上国ではがんに関連する負担がますます増大しているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3106548
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鎮痛薬の過剰摂取

2016-11-12 08:30:21 | 研究
オピオイド系鎮痛薬の過剰摂取による入院件数が、1997~2012年の期間に、米国の子どもと若者の間で倍増したとする最新の調査結果がJAMA Pediatricsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。鎮痛薬中毒の増加の主な原因として、自殺未遂や誤飲が挙げられるという。研究では、医師が処方したオピオイド鎮痛薬の過剰摂取で入院した1歳から19歳までの子どもと若者の患者1万3000人以上を特定、うち176人が死亡したことを確認。入院件数の増加率は、1歳~4歳の子どもで205%、15歳~19歳の若者で161%。低年齢の子どもでは、鎮痛薬の誤飲が主な入院理由である一方、15歳以上の若者の間では、自殺未遂や自傷行為が、過剰摂取の理由の大半を占めているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3106372
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