健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

喫煙による経済損失

2017-02-08 08:30:20 | 研究
喫煙が世界経済に与える損失が2012年に年間1兆4000億ドル(約160兆円)以上に達し、また医療費の20分の1が喫煙の影響によるものだとする研究結果がTobacco Controlに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。世界保健機関(WHO)と米国がん協会(ACS)の専門家らによると、喫煙による損失は世界のGDP(国内総生産)の2%近くに相当し、そのうちの約40%は発展途上国が被っているそうです。損失額のうち治療費や入院費が4220億ドル(約48兆円)を占め、疾病や死亡で労働力が失われることなどによる間接的なコストも含まれているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3116030
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脂肪は冷やして・・・・・

2017-02-07 08:30:57 | 研究
米食品医薬品局(FDA)から2010年に認可された施術では、腹部のぜい肉など、体の脂肪の多い部位を脂肪冷凍装置に入れ、体温以下だが0度は下回らない程度の温度に冷却して脂肪細胞を破壊するそうです(AFPBB NEWS)。脂肪細胞は他の皮膚細胞に比べて低温に弱く、この施術は他の皮膚細胞には害を及ぼさないそうです。1時間冷却すると、その部位の脂肪細胞の20~23%が消失し、脂肪細胞は代謝され、尿や便で体外に排出されるというのです。「低温脂肪分解」とも呼ばれるこの手法の推進者らによると迅速で痛みがない上に、回復のための「休止時間」が不要だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115675
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性格と脳の形

2017-02-06 08:30:53 | 研究
怒りっぽさや寛容さなど、人の性格の特徴と脳の形との間には関連性があるとする研究論文がSocial Cognitive and Affective Neuroscienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。関連性があると主張しているのは、脳の構造的な差異と主な性格の5因子だそうです。心理学者らはこれまでに、主な性格の5因子を説明する「ビッグファイブ」という考え方を提唱しているそうです。5つの因子には、神経症傾向(どれくらい気難しいか)、外向性(どれくらい積極的か)、開放性(寛容さ)、協調性(利他性の尺度)、誠実性(自己統制力の尺度)があるそうです。今回の研究では、22歳~36歳までの500人以上の脳スキャン画像を使って、灰白質としても知られる大脳皮質の差異を調べ、これら5因子との関連性を検討。具体的には、大脳皮質の厚みや表面積、しわの数といった対象とその組み合わせ。その結、神経症傾向が厚い大脳皮質と脳の狭い部分およびしわと、開放性は薄い大脳皮質、広い部分としわに関連が見出されたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115376
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大地震で・・・・・?エベレストを再測量

2017-02-05 08:30:12 | 研究
世界最高峰エベレスト(Mount Everest)の高さが2015年に発生した大地震で低くなったかどうかを調べるため、再測量が実施されることになったそうです(AFPBB NEWS)。2015年4月、ネパールで発生したマグニチュード(M)7.8の大地震では数千人が犠牲となった他、首都Kathmanduの地下の地盤が南方へ約3メートル移動するなど、国内の地形に大きな影響を及ぼしたそうです。またこの地震の衝撃により、公式には標高8848メートルとされるエベレストが数ミリから1インチ(約2.54センチ)程度低くなったとする衛星観測によるデータがあったことから、専門家らの間でエベレストの高さについて議論となっており、再測量が行われることになったそうです。専門家チームが約2か月後に出発する予定だそうで、測量には1か月ほどかかり、公式発表にはさらに2週間ほどを要するということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115283
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せっけんでマラリア蚊を撃退

2017-02-04 08:30:49 | 研究
西アフリカのブルキナファソにあるこの研究施設では、マラリア対策のための革新的な「武器」の開発が進められているそうです(AFPBB NEWS)。その武器とは、「ファソ・ソープ」と呼ばれるせっけんだそうです。このプロジェクトの目的は、マラリア蚊を寄せつけないようにするための安価な製品を開発することだそうです。2015年にはアフリカを中心に50万人近くが、蚊が媒介するマラリアへの感染で死亡したそうです。世界保健機構(WHO)によると、2015年のマラリア感染者2億1400万人のうち88%がアフリカでのケースで、死亡した感染者は43万8000人。子どもへの影響が最も大きかったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3114187
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肺炎診断用「スマートジャケット」

2017-02-03 08:30:50 | 研究
世界の疾患による死亡原因の中で最も子どもの死亡数が多い肺炎を医師よりも素早くを診断する「スマートジャケット」(AFPBB NEWS)。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)によれば、ウガンダでは5歳未満の子どものうち多い年で2万4000人が肺炎で亡くなっているそうですが、マラリアと誤診される例が多いそうです。検査室の不足や貧しい地域のインフラの不備などが原因で、診断は単純な診察に頼らざるを得ないことが多いそうです。この「スマートジャケット」の使用方法は簡単で、医師や看護師が診断を受ける子どもにジャケットを着せるだけ。センサーが呼吸音や体温、呼吸数などを計測。処理された情報が(ブルートゥースを通じて)携帯電話のアプリに送信されると、アプリが既存データと比較して肺炎の確率を推定するそうです。まだ試作品段階だそうですが、医師よりも3倍速く肺炎の診断ができ、人的ミスも減ると期待されるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115082
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今度は脳波を利用したリハビリ

2017-02-02 08:30:35 | 研究
脳卒中患者の意思を脳波の変化から読み取って、まひした手の指を機械で動かし、神経回路の回復を図るリハビリ機器の製品化に向けた臨床試験(治験)が始まるそうです(YOMIURI ONLINE)。重い脳卒中では、脳からの神経回路が損傷し、体のまひが起きます。国内の脳卒中患者は約120万人。うち約2割は発症から90日以上経過しても手の指を動かせない重度のまひを持ち、これまで有効な治療法はありませんでした。手の指を伸ばそうと考えた時の脳波の変化を解析。頭に着けたセンサーがこの変化を検出すると、機械が指を伸ばし、同時に腕に電気刺激を加える機器を開発。脳波と連動した動作や電気刺激を繰り返すことで、神経回路の修復が促されるというものだそうです。3年後の発売を目指すそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170123-OYT1T50052.html?from=ytop_main1
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AIが脳波を判断して自動的に作曲

2017-02-01 08:30:02 | 研究
曲を聴いている人の脳波を読み取り、その人の反応に合わせて自動的に曲を作る人工知能(AI)を開発したと発表がありました(YOMIURI ONLINE)。開発されたのはヘッドホンとセットになったAIだそうです。実験では、解散した人気グループ、SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」や、「ラジオ体操第1」など、10曲程度を参加者延べ200~300人に聴いてもらったそうです。ヘッドホンには測定器がついており、測定した脳波のデータを、AIが受信し、曲を聴いた人がどの曲で心地よく感じたり、不快に感じたりしているか、一人ひとりの気分を分析。その上で、聴いた曲の音階やテンポなどを参考に、高揚感を得られる曲や、沈鬱な気分になるような曲を作曲。1曲当たり2、3分で、参加者からは気持ちが高揚したなどの感想があったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170121-OYT1T50111.html?from=ycont_top_txt
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