Andrews開幕戦で復帰

　8月4日に足首を捻挫し、プレシーズンゲームを全て休んでいたオールプロShawn Andrewsが開幕戦に出ることになりました。
　2004年の1巡指名でルーキーシーズンからRGのスターターを掴んだAndrewsでしたが開幕戦でOL,DL合わせて3人の下敷きになった時に右の足首を骨折してシーズンエンド、それ以来足首はギブスのようなものを付け続けています。それでも2005シーズン復帰して、ダイエットに成功した2006シーズンにはオールプロに選ばれるだけの成長を遂げています。
　キャンプ中の8月4日に足首を痛め、その時に治療に使った器具が再起不能なほど重症な怪我の治療にも使う事が有る器具だった為に再起不能説が流れたりしました。Andrewsはもうプレイ出来ないかもしれないと落ち込みましたが、Andy Reidは開幕戦に間に合う程度の怪我と重症説を否定していました。
　治療を受けてすぐにエアロバイクを漕ぐリハビリを始めていました、その後プレシーズンゲーム4試合が終わっても練習に復帰していなかったので、開幕戦に出ることは無理でシーズン中盤くらいまで復帰に時間が掛かるのではないかと推測していたのですが月曜日から練習に参加していました。水曜日の練習ではフルパッドを付けてGB戦に向けた調整をしましたが、問題なく乗り切ったようで怪我が悪化したという事は無さそうです。アウエイでの試合になる為木曜日の練習後にGBに向かう準備を始めるようです、木曜日の練習でも問題が出なかった場合にはGB戦にスターターとして出場する事になるでしょう。
　プレシーズンゲームでAndrewsの代役を務めたScott Young,Max Jean-Gilles,Nick Coleの3人が全員期待外れのプレイしか出来ませんでした。ランが全く出なかったのはOLの責任でしょう、もちろんRGだけが悪かったと言う訳ではないのでしょうがオールプロAndrewsの代わりは誰にも出来ない事だけははっきりしました。もしも誰かがそれなりに代役を務めていればAndrewsの復帰はもう少し先になったのではないかと思っていますし、少し復帰を急ぎすぎで実戦で悪化する可能性が高いのではないかと言う懸念も有ります。16試合しかないと考えるのも当然ですが、4ヶ月をどう乗り切るかまで考えれば無理をして開幕戦に出てくる必要は無いと思います。
　
　昨シーズンシーズンエンドの怪我をしたDonovan McNabb,Javon Kearseにキャンプで怪我をしたL.J Smith,Brian DawkinsにAndrewsと傷だらけの主力全員が全員開幕戦に出場する事になりそうです。勝敗も大事ですが、主力が無事に復帰できるかの方が大事な試合になるでしょう。