DT Mike Patterson Blodrick Bunkley Kimo von Oelhoffen
Monta Reagor LaJuan Ramsey
5-11とサイズの無いPattersonですが、良く言えば重心が低く押されない下半身を持ちます。悪い方で見ると腕を使う際に不利な事と、ダブルチームで押された時には簡単に押し崩されてしまいます。1対1には強いが2対1を凌ぐ事は出来ない選手なのでNTよりもUTで起用してあげたいのですが、チーム事情がそれを許しません。5年契約+7年契約延長の3年目
去年の1巡指名でしたが全く良い所無くルーキーシーズンを終えました。ホールドアウトの影響かコンディション不良のままキャンプに現れ、そのままシーズンを通じて不調のままでした。ランディフェンスに貢献する為にバルクアップすると思われましたが、20ポンド減量して今年はプレイするようです、今の所出足の鋭さが蘇ったと好評ですがランディフェンスでどうなのかは気がかりです。6年契約の2年目
NYJをカットされた所を拾ったOelhoffenは3-4のDEで長い間プレイしてきました、6-4 299ポンドと4-3のDTでプレイするだけのサイズは有りますし、3-4DEでパスラッシュを担当してきましたからDTからのパスラッシュも期待できるでしょう。ただ、チームの課題として残るランディフェンス強化には貢献できないかもしれませんし、3-4のDLとして2ギャップの経験を積んでいる分ランでも使えるかもしれません。4-3のDTとしては未知数です。1年契約
元INDのスターターで交通事故により顔面骨折と膝を痛めて解雇されたReagorは285ポンドですしパスラッシュ専門のDTでしょう。顔面骨折は回復してきましたが、膝の方はまだ完治していないようでキャンプ前半は別メニューでの調整を続けていました。実力的にはスターターが務まる選手ですし、膝の怪我の後遺症がどれだけ残るのかだけが心配です。3年契約の1年目
去年の6巡指名でシーズン後半出番の無かったRamseyは20ポンド程度バルクアップしてキャンプにやってきました。しかし、プレシーズンゲーム緒戦で足首を捻挫して残りのプレシーズンゲームを全て休みました。練習には復帰しているようですし、パワーアップの効果はレギュラーシーズンで見せてくれるでしょう。4年契約の2年目
DE同様にパスラッシュ最優先のメンバーを揃えました。システム上こうなってしまうのは仕方が無いのかもしれませんが、ゴールライン前専用のランストッパーを1人は用意するべきだったと思います。今年もランディフェンスには苦労する事になるでしょう。
LB Takeo Spikes Omar Gaither Cris Gocong
Stewart Bradley Matt McCoy Pago Togafau
プロボウルに2度出場しているベテランSpikesがWLBに入ります。去年はウイークサイドをランで狙われましたしランディフェンスの強化を任されることになります。膝、アキレス腱と怪我を抱えていますし、年齢的にもプロボウルレベルのプレイはもう出来ないでしょうが、それでも健康ならばリーグ有数のLBとして働く事ができるでしょう。怪我をする前はランパスブリッツ全てで有用な万能型でしたが、今はパスカバーはやや能力が落ちているようです。6年契約の5年目
去年のシーズン終盤スターターに抜擢されてからランディフェンスが良くなり連勝に貢献しています。その時からいずれはJeremiah Trotterに後継者としてMLBに入るだろうと言われていましたが、予想以上に早くMLBのスターターに収まりました。Trotterの前のMLBだったMark Simoneauに近いタイプのパスカバー重視のMLB/WLBです、DLがリードブロッカーと止めてくれないと仕事が出来ないでしょうし、今のチームにフィットするかは疑問です。4年契約の2年目で契約延長交渉をしているでしょう。
去年の3巡指名でキャンプ中の怪我でIR入りしたGocongがSLBのスターターに昇格しました、1-AAの記録を塗り替えたサック王でDEからのコンバートになります。コーチ陣からの期待は大きいのですが、元DEなので横に動くのが苦手のようでLBとしての動きが全然出来ないとプレシーズンゲームを通じて評価は低いです。SLBのパワーアップには貢献するでしょうが、パスカバーやパシュートの面で大きな不安が残ります。4年契約の2年目
ルーキーながらバックアップ1番手に抜擢された3巡指名BradleyはDEでも起用できそうな6-4 255ポンドのサイズを持ち、カレッジではSSからLB,DEとコンバートを繰り返しています。LBとしての動きはGocongよりも言いようですし、Gocongが不調の場合にはすぐにでもSLBのスターターに昇格させるだろうと言われています。4年契約の1年目
元2巡指名ですが、怪我が多い事と5-11 230ポンドと小柄な為にランディフェンスで狙われてしまったMcCoyはニッケル・ST要員としてチームに残留しました。トップスピードよりもクイックネスに優れると言われていましたが、結局どちらも平凡でNFLレベルでは通用しないようです。STの貢献を期待します。4年契約の3年目
ARIをカットされたのをPSではなく53人枠で拾ったのがTogafauです。ルーキーFAでドラフト時にも注目されて居ませんでしたし、どういう選手なのかは良く分かりません。カレッジでは3年連続で100タックル以上を記録したランストッパーだったようですし、5-10 250ポンドのサイズから考えてもランストップ要員なのでしょう、STでの貢献も期待できそうです。3年契約の1年目
Spikes以外は若すぎるメンバーで構成されています、今年加入した3人は皆サイズが有りますし、スピード最優先から方針変更しているのでしょう。大型化したOLBがリードブロッカーを止めてMLBに機動力のあるGaitherを入れてタックルさせるのではないかと予想しますが、DLがど真ん中を割られてしまった場合に軽量のGaitherに何が出来るのかは疑問です。
CB Lito Sheppard Sheldon Brown Williams"Peterson"James
Jason Hanson Nick Graham
2度目のプロボウルに選ばれたSheppardは怪我さえなければリーグトップクラスのスピードでレシーバーを追い続けることが出来ます。ビックプレイ能力は天性でINTのチャンスが向こうからやってくるようにさえ見えます。その代わりランディフェンス能力は全く無いのが問題です。5年契約+5年契約延長の6年目
Sheppardとは逆にランディフェンス能力が高く、INT能力は全く有りません。総合的なCBとしての能力は決して劣っては居ないのですが常に地味な存在です。高さが無い事と密着マークよりも取らせてからハードヒットするディフェンスをする為に大柄なレシーバーには簡単にパスを取らせてしまいます。この欠点はサードダウンで致命的なのですが、改善するのは難しいでしょう。5年契約+6年契約延長の6年目
元NYGのスターターだったJamesですが、背中の怪我に付きまとわれ続けています。6-0とサイズは有りますが、スピードは平均的でカバー能力も決して高くありません。ニッケルバックとして起用するのが精一杯でしょうし、1シーズン無事に乗り切るのは難しいでしょう。1年契約
5-9と小柄なHansonですが、去年は怪我人続出のDB陣の中ニッケル・ダイムバックとして活躍しました。細身で小柄な為に大型のレシーバーには簡単に弾き飛ばされてしまいます、小柄なスロットレシーバーの相手以上の仕事を任せるのは危険ですが、スターター経験も有りますし4番手としての能力は持っているでしょう。2年契約の2年目
ルーキーFAから生き残ったGrahamですが、リターナーとしての契約だと思っていた程度の評価しかドラフト時には受けて居ませんでした。5-10とサイズが有るわけでは有りませんが、リターナー候補と言うことはスピードは素晴らしいものを持っているのでしょう。3年契約の1年目
スターターコンビを組んで4年目になるSheppardとBrownは今年も安定した働きをしてくれるでしょう。問題なのはSheppardが2年連続、Jamesに至っては3年連続で怪我の為にシーズン途中離脱している事です。その場合の代役としてHanson,Grahamでは役不足でしょう、怪我をしない事が重要になります。
S Brian Dawkins Sean Considine Quintin Mikell J.R Reed
アキレス腱痛でキャンプ前半休んでいたDawkinsはまだ本調子ではないでしょう、スピードの衰えは隠し切れない程になっています。それでもリーグ有数のハードヒットとマンカバーの技術を持っていますし、プロボウル級の総合力は持ち続けています。契約延長を繰り返していて良く分からなくなっていますが、2年契約が残ります。
Micheal Lewisを追い落としたConsidineですが、パワーとタックル技術に欠けタックルを振りほどかれてビックプレイにしてしまう事が多いです。オフシーズンに15ポンドバルクアップしたのですが、プレシーズンゲームの評価としてはスピードが落ちただけでパワーアップは全然感じないと酷評されています。他の3人がプロボウル級の為に狙われる事になりますし、ユニットの足を引っ張り続ける事になりそうです。4年契約の3年目
STキャプテンでSS,FS両面のバックアップとしても控えるMikellですが、DBとしての能力は高くありません。パスカバーは期待できませんし、ランサポートではオープンランでは優秀ですが、リードブロッカーには簡単に捕まってしまいます。4年契約の1年目
2004年のドラフト4巡でしたが、膝の神経を断絶する大怪我を負い再起不能と診断され解雇されています。その後奇跡的な復帰したのですが、STL,ATL,NYGと解雇され続けています。リターナーとしての契約でしょうけれど、そのリターナーとしても昨シーズンSTLで1ヶ月ほどで解雇されてしまっています、膝の怪我をする前のスピードと運動能力を取り戻しているのならば旅人をしている筈はありませんからまだ完全復活はしていないと考えた方が良さそうです。1年契約
Dawkinsの年齢と怪我、Considineのタックルミス、MikellとReedはST専用と不安要素だらけのユニットになってしまいました。DB全体層が薄いですし、怪我人が出た場合の戦力ダウンは大きなものになります。
ST K David Akers P Sav Rocca LS Jon Dorenbos KR J.R. Reed PR Greg Lewis
50ヤードまでオートマチックだったプロボウル常連のAkersはもう居ません、腿の怪我と年齢的な衰えで飛距離は落ち始めていますし、これまで外した事のなかった40ヤード以内のFGを外すようになって来ました。歴代1位だったFG成功率もここ2年の不調で1位から滑り落ちましたし、大舞台での経験豊富ですが能力の落ち初めたベテランキッカーと言う所でしょう。契約延長を繰り返して来ました、あと4年契約が有ったはずです。
オーストラリアンフットボールからやってきた33歳のルーキーRoccaがロスターを奪い取りました。素晴らしい飛距離をキャンプで披露し、プレシーズンゲームでIN20に落とす事が出来ると評価を上げました。6-5 250ポンドの体はパントを蹴った後にLBのようにタックルをする事もできます、またフェイクパントでボールを持って走る事も出来るはずです。問題点はホルダーとしての経験が不足している事でしょう、まだAkersとの息が合ってないようですしボールをセット出来ない場面がプレシーズンゲームの4試合で2回ありました。3年契約の1年目
昨シーズン途中からチームに加入したDorenbosですが、BUF,TENと渡り歩いているのは不安定なスナップが原因と良く分かります。もう少しスナップを安定させる事が必要です。2年契約の2年目
LSとHが入れ替わった事がAkersに与える影響は大きいでしょう、いざと言う時にFGを失敗する場面が見られるようになるかもしれません。Rocca以外にHが出来る選手を育てる必要があるような気がします。
Monta Reagor LaJuan Ramsey
5-11とサイズの無いPattersonですが、良く言えば重心が低く押されない下半身を持ちます。悪い方で見ると腕を使う際に不利な事と、ダブルチームで押された時には簡単に押し崩されてしまいます。1対1には強いが2対1を凌ぐ事は出来ない選手なのでNTよりもUTで起用してあげたいのですが、チーム事情がそれを許しません。5年契約+7年契約延長の3年目
去年の1巡指名でしたが全く良い所無くルーキーシーズンを終えました。ホールドアウトの影響かコンディション不良のままキャンプに現れ、そのままシーズンを通じて不調のままでした。ランディフェンスに貢献する為にバルクアップすると思われましたが、20ポンド減量して今年はプレイするようです、今の所出足の鋭さが蘇ったと好評ですがランディフェンスでどうなのかは気がかりです。6年契約の2年目
NYJをカットされた所を拾ったOelhoffenは3-4のDEで長い間プレイしてきました、6-4 299ポンドと4-3のDTでプレイするだけのサイズは有りますし、3-4DEでパスラッシュを担当してきましたからDTからのパスラッシュも期待できるでしょう。ただ、チームの課題として残るランディフェンス強化には貢献できないかもしれませんし、3-4のDLとして2ギャップの経験を積んでいる分ランでも使えるかもしれません。4-3のDTとしては未知数です。1年契約
元INDのスターターで交通事故により顔面骨折と膝を痛めて解雇されたReagorは285ポンドですしパスラッシュ専門のDTでしょう。顔面骨折は回復してきましたが、膝の方はまだ完治していないようでキャンプ前半は別メニューでの調整を続けていました。実力的にはスターターが務まる選手ですし、膝の怪我の後遺症がどれだけ残るのかだけが心配です。3年契約の1年目
去年の6巡指名でシーズン後半出番の無かったRamseyは20ポンド程度バルクアップしてキャンプにやってきました。しかし、プレシーズンゲーム緒戦で足首を捻挫して残りのプレシーズンゲームを全て休みました。練習には復帰しているようですし、パワーアップの効果はレギュラーシーズンで見せてくれるでしょう。4年契約の2年目
DE同様にパスラッシュ最優先のメンバーを揃えました。システム上こうなってしまうのは仕方が無いのかもしれませんが、ゴールライン前専用のランストッパーを1人は用意するべきだったと思います。今年もランディフェンスには苦労する事になるでしょう。
LB Takeo Spikes Omar Gaither Cris Gocong
Stewart Bradley Matt McCoy Pago Togafau
プロボウルに2度出場しているベテランSpikesがWLBに入ります。去年はウイークサイドをランで狙われましたしランディフェンスの強化を任されることになります。膝、アキレス腱と怪我を抱えていますし、年齢的にもプロボウルレベルのプレイはもう出来ないでしょうが、それでも健康ならばリーグ有数のLBとして働く事ができるでしょう。怪我をする前はランパスブリッツ全てで有用な万能型でしたが、今はパスカバーはやや能力が落ちているようです。6年契約の5年目
去年のシーズン終盤スターターに抜擢されてからランディフェンスが良くなり連勝に貢献しています。その時からいずれはJeremiah Trotterに後継者としてMLBに入るだろうと言われていましたが、予想以上に早くMLBのスターターに収まりました。Trotterの前のMLBだったMark Simoneauに近いタイプのパスカバー重視のMLB/WLBです、DLがリードブロッカーと止めてくれないと仕事が出来ないでしょうし、今のチームにフィットするかは疑問です。4年契約の2年目で契約延長交渉をしているでしょう。
去年の3巡指名でキャンプ中の怪我でIR入りしたGocongがSLBのスターターに昇格しました、1-AAの記録を塗り替えたサック王でDEからのコンバートになります。コーチ陣からの期待は大きいのですが、元DEなので横に動くのが苦手のようでLBとしての動きが全然出来ないとプレシーズンゲームを通じて評価は低いです。SLBのパワーアップには貢献するでしょうが、パスカバーやパシュートの面で大きな不安が残ります。4年契約の2年目
ルーキーながらバックアップ1番手に抜擢された3巡指名BradleyはDEでも起用できそうな6-4 255ポンドのサイズを持ち、カレッジではSSからLB,DEとコンバートを繰り返しています。LBとしての動きはGocongよりも言いようですし、Gocongが不調の場合にはすぐにでもSLBのスターターに昇格させるだろうと言われています。4年契約の1年目
元2巡指名ですが、怪我が多い事と5-11 230ポンドと小柄な為にランディフェンスで狙われてしまったMcCoyはニッケル・ST要員としてチームに残留しました。トップスピードよりもクイックネスに優れると言われていましたが、結局どちらも平凡でNFLレベルでは通用しないようです。STの貢献を期待します。4年契約の3年目
ARIをカットされたのをPSではなく53人枠で拾ったのがTogafauです。ルーキーFAでドラフト時にも注目されて居ませんでしたし、どういう選手なのかは良く分かりません。カレッジでは3年連続で100タックル以上を記録したランストッパーだったようですし、5-10 250ポンドのサイズから考えてもランストップ要員なのでしょう、STでの貢献も期待できそうです。3年契約の1年目
Spikes以外は若すぎるメンバーで構成されています、今年加入した3人は皆サイズが有りますし、スピード最優先から方針変更しているのでしょう。大型化したOLBがリードブロッカーを止めてMLBに機動力のあるGaitherを入れてタックルさせるのではないかと予想しますが、DLがど真ん中を割られてしまった場合に軽量のGaitherに何が出来るのかは疑問です。
CB Lito Sheppard Sheldon Brown Williams"Peterson"James
Jason Hanson Nick Graham
2度目のプロボウルに選ばれたSheppardは怪我さえなければリーグトップクラスのスピードでレシーバーを追い続けることが出来ます。ビックプレイ能力は天性でINTのチャンスが向こうからやってくるようにさえ見えます。その代わりランディフェンス能力は全く無いのが問題です。5年契約+5年契約延長の6年目
Sheppardとは逆にランディフェンス能力が高く、INT能力は全く有りません。総合的なCBとしての能力は決して劣っては居ないのですが常に地味な存在です。高さが無い事と密着マークよりも取らせてからハードヒットするディフェンスをする為に大柄なレシーバーには簡単にパスを取らせてしまいます。この欠点はサードダウンで致命的なのですが、改善するのは難しいでしょう。5年契約+6年契約延長の6年目
元NYGのスターターだったJamesですが、背中の怪我に付きまとわれ続けています。6-0とサイズは有りますが、スピードは平均的でカバー能力も決して高くありません。ニッケルバックとして起用するのが精一杯でしょうし、1シーズン無事に乗り切るのは難しいでしょう。1年契約
5-9と小柄なHansonですが、去年は怪我人続出のDB陣の中ニッケル・ダイムバックとして活躍しました。細身で小柄な為に大型のレシーバーには簡単に弾き飛ばされてしまいます、小柄なスロットレシーバーの相手以上の仕事を任せるのは危険ですが、スターター経験も有りますし4番手としての能力は持っているでしょう。2年契約の2年目
ルーキーFAから生き残ったGrahamですが、リターナーとしての契約だと思っていた程度の評価しかドラフト時には受けて居ませんでした。5-10とサイズが有るわけでは有りませんが、リターナー候補と言うことはスピードは素晴らしいものを持っているのでしょう。3年契約の1年目
スターターコンビを組んで4年目になるSheppardとBrownは今年も安定した働きをしてくれるでしょう。問題なのはSheppardが2年連続、Jamesに至っては3年連続で怪我の為にシーズン途中離脱している事です。その場合の代役としてHanson,Grahamでは役不足でしょう、怪我をしない事が重要になります。
S Brian Dawkins Sean Considine Quintin Mikell J.R Reed
アキレス腱痛でキャンプ前半休んでいたDawkinsはまだ本調子ではないでしょう、スピードの衰えは隠し切れない程になっています。それでもリーグ有数のハードヒットとマンカバーの技術を持っていますし、プロボウル級の総合力は持ち続けています。契約延長を繰り返していて良く分からなくなっていますが、2年契約が残ります。
Micheal Lewisを追い落としたConsidineですが、パワーとタックル技術に欠けタックルを振りほどかれてビックプレイにしてしまう事が多いです。オフシーズンに15ポンドバルクアップしたのですが、プレシーズンゲームの評価としてはスピードが落ちただけでパワーアップは全然感じないと酷評されています。他の3人がプロボウル級の為に狙われる事になりますし、ユニットの足を引っ張り続ける事になりそうです。4年契約の3年目
STキャプテンでSS,FS両面のバックアップとしても控えるMikellですが、DBとしての能力は高くありません。パスカバーは期待できませんし、ランサポートではオープンランでは優秀ですが、リードブロッカーには簡単に捕まってしまいます。4年契約の1年目
2004年のドラフト4巡でしたが、膝の神経を断絶する大怪我を負い再起不能と診断され解雇されています。その後奇跡的な復帰したのですが、STL,ATL,NYGと解雇され続けています。リターナーとしての契約でしょうけれど、そのリターナーとしても昨シーズンSTLで1ヶ月ほどで解雇されてしまっています、膝の怪我をする前のスピードと運動能力を取り戻しているのならば旅人をしている筈はありませんからまだ完全復活はしていないと考えた方が良さそうです。1年契約
Dawkinsの年齢と怪我、Considineのタックルミス、MikellとReedはST専用と不安要素だらけのユニットになってしまいました。DB全体層が薄いですし、怪我人が出た場合の戦力ダウンは大きなものになります。
ST K David Akers P Sav Rocca LS Jon Dorenbos KR J.R. Reed PR Greg Lewis
50ヤードまでオートマチックだったプロボウル常連のAkersはもう居ません、腿の怪我と年齢的な衰えで飛距離は落ち始めていますし、これまで外した事のなかった40ヤード以内のFGを外すようになって来ました。歴代1位だったFG成功率もここ2年の不調で1位から滑り落ちましたし、大舞台での経験豊富ですが能力の落ち初めたベテランキッカーと言う所でしょう。契約延長を繰り返して来ました、あと4年契約が有ったはずです。
オーストラリアンフットボールからやってきた33歳のルーキーRoccaがロスターを奪い取りました。素晴らしい飛距離をキャンプで披露し、プレシーズンゲームでIN20に落とす事が出来ると評価を上げました。6-5 250ポンドの体はパントを蹴った後にLBのようにタックルをする事もできます、またフェイクパントでボールを持って走る事も出来るはずです。問題点はホルダーとしての経験が不足している事でしょう、まだAkersとの息が合ってないようですしボールをセット出来ない場面がプレシーズンゲームの4試合で2回ありました。3年契約の1年目
昨シーズン途中からチームに加入したDorenbosですが、BUF,TENと渡り歩いているのは不安定なスナップが原因と良く分かります。もう少しスナップを安定させる事が必要です。2年契約の2年目
LSとHが入れ替わった事がAkersに与える影響は大きいでしょう、いざと言う時にFGを失敗する場面が見られるようになるかもしれません。Rocca以外にHが出来る選手を育てる必要があるような気がします。