開幕から連敗してもう負けられない状態で臨んだDET戦は56-21で圧勝しました。
Gamepassで観戦しましたが、ここまで差が付くほどEaglesが良いチームには見えませんでした。DBは予想通り1対1で負け続け、緩い(元々下手な)ゾーンカバーはあっさり隙間に入り込まれました。取ればTDのイージーなパスを少なくとも2回落としてくれた場面も有りましたし、Jon Kitnaには446ヤード投げられています、プロボウラー2人を欠くDB陣のレベル低下は今後の懸念材料として残ります。同時にショートエリアでのLBのゾーンカバーにも工夫がありません、ただ3人等間隔で立っているだけでカバーとは呼べない代物です、Jim Johnsonにはゾーンカバーを作る能力は無いと思っていますが、あまりにも酷いやられ方をしました。
全面崩壊にならなかったのはKevin Jonesが怪我を抱えている事と、WR-DBのマッチアップで圧倒的有利と考えたのでしょうパス一辺倒になってくれたおかげです。ランサポートでSを前に吊るような動きを混ぜられたならば更に苦戦する事になったはずです。同時に3サックのTrent Cole,2サックのBrodlick Bunkleyと期待していたDL右側の2人がパスラッシュで圧倒した事も勝因の一つです、Bunkleyは去年の不振を払拭して1巡指名の期待に答える選手になってくれました、今後もパスラッシュでチームを助けてくれるでしょう。
Sean Considineは前半終了直前にトリプルカバーされている所に投げたKitnaのミススローをINTしました、これは殴り合いの展開でリードはしているのものの流れとしては良くないと思っていた所での貴重なビックプレイでした。しかし、カバーは甘くタックルも甘くディフェンスの穴であることに変わりはありません。
Javon Kearseがオフサイドを再三取られました、コールを読んでフライング気味に飛び出すのはKearseの得意技なのですが反則を取られすぎです、この試合でも良い所なしですしまともに立ち合ったら勝てないとパニックになっているのではないかと心配します。代役のJaqua Thomasはこの試合でも再三QBにプレッシャーを掛けています、ネームバリュー以外の全ての面でKearseよりもThomasが上です、いつまで経ってもTRA Thomasとアナウンサーに言われてしまうのがおかしくもあり悲しくもあるのですが、そろそろスターターに定着させてもいいと思います。 絶好調Coleの陰に隠れる形になってしまったDarren Howardですが、パスシチュエーションではDTに入りポケットを壊す働きをしています。Kearseをスターターから引き摺り下ろす事がディフェンス向上の近道だと思います、Thomas,Howardには更に頑張ってもらいたいところです。
Donovan McNabbはレーティング上限一杯の158,3と完璧なプレイを見せました、26回投げて21回成功の381ヤード4TDと凄まじい数字を残しています。ただ、この数字だけを見て喜ぶ事はできません、どう考えてもBrian Westbrookの化け物じみた大活躍の結果、ディフェンスがあまりにも簡単にプレイアクションに引っかかりディープでフリーにさせすぎました。同時にこれまで2試合やられ続けたディレイ気味のブリッツもほとんど入ってきませんでした、そう言う意味でもMcNabbが活躍する時のパターンを作ってもらったのが記録的な大活躍の原因と考えるべきでしょう。
ランで14回110ヤード2TD,パスで5回111ヤード1TDと凄まじい活躍をしたWestbrookは普通の選手ならば抜けられない小さな穴をこじ開けて進み、タックルを抜群の重心移動で外してヤードを稼ぎ続けました。OLがこの試合圧倒した事もありますが、Westbrookの個人技だけで抜けたプレイが目立ちます、このチームの主役がMcNabbではなくWestbrookなのは誰に目にも明らかでしょう、McNabbが嫉妬して余計な事を言わないかと心配するほどWestbrookはゲームを支配しました。
ロングパスを受け続け、NFLタイ記録になる前半205ヤードのレシーブを記録したKevin Curtisですが、縦を抜けるスピードがで圧倒したような印象は無いです。単純なプレイアクションに引っかかり続けた(ランを止める事に専念せざるを得なかった)為にオープンになっただけです、それでも来たパスを全部取りましたし信頼感では現在チームのベストレシーバーです。
OLの復調もWestbrookの躍進、McNabbの復活を助けています。Shawn Andrewsの突進力が復活してきた事で全てのプレイでディフェンスの対応に影響を及ぼしています、また珍しくトラップを仕掛ける場面も目立ちました、押せない守れないOLが敗因になっていましたが、この試合でしっかり修正してきました。
圧勝の影に隠れましたが、Correll BuckhalterはKRでニーダウンするか迷った結果リターンして10ヤードラインで倒される場面が有りました、無難にこなしてくれれば良い場面で何を考えているのでしょう・・・。
Kevin KolbとTony HuntがNFLデビューしています、しかしKolbはレシーバーを探すのに夢中になって2サックされただけ、HuntもTDは記録しましたが4回持って1ヤードしか記録上進んで居ません。まだNFLで使えるレベルに無い事だけは確認できましたし、これも経験として活かしてくれるでしょう。
Westbrookが後半膝を痛めた上に肋骨を強打してサイドラインに退きました。レントゲンの結果骨折ではないようですが、ダメージは残るでしょうし膝の具合も気になります。またTRAも関係無い方向から膝にタックルを受けて退いています、自分で歩いていたので重症ではないでしょうが背中の怪我を悪化させているTRAに怪我が続くのは気になります。
圧勝しましたが、(特に後半戦)やる気をなくしたDET OLのプレイに助けられ、Westbrookの超人的なプレイに混乱した所をロングパスで叩いただけ、そう言えなくも無い試合でした。それでも今シーズン初勝利ですし、ホームでの快勝はチーム全体の雰囲気を変えてくれるでしょう。次週のNYG戦に勝ってバイウイークを迎える事が出来ればチームの建て直しも期待できそうです。
ちなみにあの凄まじい色のユニフォームですが、Philadelphiaの旗の色から取ったようで、1933年のチーム創設当事のユニフォームだそうです。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c5/Flag_of_Philadelphia%2C_Pennsylvania.png
Gamepassで観戦しましたが、ここまで差が付くほどEaglesが良いチームには見えませんでした。DBは予想通り1対1で負け続け、緩い(元々下手な)ゾーンカバーはあっさり隙間に入り込まれました。取ればTDのイージーなパスを少なくとも2回落としてくれた場面も有りましたし、Jon Kitnaには446ヤード投げられています、プロボウラー2人を欠くDB陣のレベル低下は今後の懸念材料として残ります。同時にショートエリアでのLBのゾーンカバーにも工夫がありません、ただ3人等間隔で立っているだけでカバーとは呼べない代物です、Jim Johnsonにはゾーンカバーを作る能力は無いと思っていますが、あまりにも酷いやられ方をしました。
全面崩壊にならなかったのはKevin Jonesが怪我を抱えている事と、WR-DBのマッチアップで圧倒的有利と考えたのでしょうパス一辺倒になってくれたおかげです。ランサポートでSを前に吊るような動きを混ぜられたならば更に苦戦する事になったはずです。同時に3サックのTrent Cole,2サックのBrodlick Bunkleyと期待していたDL右側の2人がパスラッシュで圧倒した事も勝因の一つです、Bunkleyは去年の不振を払拭して1巡指名の期待に答える選手になってくれました、今後もパスラッシュでチームを助けてくれるでしょう。
Sean Considineは前半終了直前にトリプルカバーされている所に投げたKitnaのミススローをINTしました、これは殴り合いの展開でリードはしているのものの流れとしては良くないと思っていた所での貴重なビックプレイでした。しかし、カバーは甘くタックルも甘くディフェンスの穴であることに変わりはありません。
Javon Kearseがオフサイドを再三取られました、コールを読んでフライング気味に飛び出すのはKearseの得意技なのですが反則を取られすぎです、この試合でも良い所なしですしまともに立ち合ったら勝てないとパニックになっているのではないかと心配します。代役のJaqua Thomasはこの試合でも再三QBにプレッシャーを掛けています、ネームバリュー以外の全ての面でKearseよりもThomasが上です、いつまで経ってもTRA Thomasとアナウンサーに言われてしまうのがおかしくもあり悲しくもあるのですが、そろそろスターターに定着させてもいいと思います。 絶好調Coleの陰に隠れる形になってしまったDarren Howardですが、パスシチュエーションではDTに入りポケットを壊す働きをしています。Kearseをスターターから引き摺り下ろす事がディフェンス向上の近道だと思います、Thomas,Howardには更に頑張ってもらいたいところです。
Donovan McNabbはレーティング上限一杯の158,3と完璧なプレイを見せました、26回投げて21回成功の381ヤード4TDと凄まじい数字を残しています。ただ、この数字だけを見て喜ぶ事はできません、どう考えてもBrian Westbrookの化け物じみた大活躍の結果、ディフェンスがあまりにも簡単にプレイアクションに引っかかりディープでフリーにさせすぎました。同時にこれまで2試合やられ続けたディレイ気味のブリッツもほとんど入ってきませんでした、そう言う意味でもMcNabbが活躍する時のパターンを作ってもらったのが記録的な大活躍の原因と考えるべきでしょう。
ランで14回110ヤード2TD,パスで5回111ヤード1TDと凄まじい活躍をしたWestbrookは普通の選手ならば抜けられない小さな穴をこじ開けて進み、タックルを抜群の重心移動で外してヤードを稼ぎ続けました。OLがこの試合圧倒した事もありますが、Westbrookの個人技だけで抜けたプレイが目立ちます、このチームの主役がMcNabbではなくWestbrookなのは誰に目にも明らかでしょう、McNabbが嫉妬して余計な事を言わないかと心配するほどWestbrookはゲームを支配しました。
ロングパスを受け続け、NFLタイ記録になる前半205ヤードのレシーブを記録したKevin Curtisですが、縦を抜けるスピードがで圧倒したような印象は無いです。単純なプレイアクションに引っかかり続けた(ランを止める事に専念せざるを得なかった)為にオープンになっただけです、それでも来たパスを全部取りましたし信頼感では現在チームのベストレシーバーです。
OLの復調もWestbrookの躍進、McNabbの復活を助けています。Shawn Andrewsの突進力が復活してきた事で全てのプレイでディフェンスの対応に影響を及ぼしています、また珍しくトラップを仕掛ける場面も目立ちました、押せない守れないOLが敗因になっていましたが、この試合でしっかり修正してきました。
圧勝の影に隠れましたが、Correll BuckhalterはKRでニーダウンするか迷った結果リターンして10ヤードラインで倒される場面が有りました、無難にこなしてくれれば良い場面で何を考えているのでしょう・・・。
Kevin KolbとTony HuntがNFLデビューしています、しかしKolbはレシーバーを探すのに夢中になって2サックされただけ、HuntもTDは記録しましたが4回持って1ヤードしか記録上進んで居ません。まだNFLで使えるレベルに無い事だけは確認できましたし、これも経験として活かしてくれるでしょう。
Westbrookが後半膝を痛めた上に肋骨を強打してサイドラインに退きました。レントゲンの結果骨折ではないようですが、ダメージは残るでしょうし膝の具合も気になります。またTRAも関係無い方向から膝にタックルを受けて退いています、自分で歩いていたので重症ではないでしょうが背中の怪我を悪化させているTRAに怪我が続くのは気になります。
圧勝しましたが、(特に後半戦)やる気をなくしたDET OLのプレイに助けられ、Westbrookの超人的なプレイに混乱した所をロングパスで叩いただけ、そう言えなくも無い試合でした。それでも今シーズン初勝利ですし、ホームでの快勝はチーム全体の雰囲気を変えてくれるでしょう。次週のNYG戦に勝ってバイウイークを迎える事が出来ればチームの建て直しも期待できそうです。
ちなみにあの凄まじい色のユニフォームですが、Philadelphiaの旗の色から取ったようで、1933年のチーム創設当事のユニフォームだそうです。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c5/Flag_of_Philadelphia%2C_Pennsylvania.png