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ディフェンスを試す一戦

2007-09-16 08:18:57 | イーグルス
 マンデーナイトゲームのWAS戦は2007シーズン最初のホームゲームですし、開幕戦を落としたEaglesにとって絶対に負けられない戦いになります。

 プレシーズンゲームの最終戦で左手中指を骨折したA.J Feeleyですが、木曜日の練習中に痛みが出てきた為に再手術を受ける事になりそうです。週明けの月曜日に診察を受ける事になっています。開幕戦に続いてルーキーKevin KolbがQBのバックアップを務める事になります。
 Lito Shapprdは欠場しますが、その他のDB陣は全員出場できる状態のようです。Sean ConsidineとQuintin Mikellのプレイタイムの割合に注目したいと思います、プレシーズンゲームで良くなかったConsidineに対してバックアップのMikellのプレイタイムを増やすと開幕前に公表したのですが、開幕戦を見る限りそれほど多くMikellが起用されていた印象はありません。しかし、WASには(NFC東地区全部に言えますが)優秀なレシーブ型TEがいます、TEへのパスを抑える事が出来なければサードダウンでの戦いに大きな影響が出るでしょう。ゾーンカバーはConsidine,マンカバーはMikellの方が上手い印象を持っています、どちらを多く使うのか勝敗の鍵を握るマッチアップになりそうです。
 Donovan McNabbは実はまだ75%程度なんだと言い始めました、開幕戦のフットワークを見れば100%で無いのは分かりますし、実戦から遠ざかっている事で試合勘を失っているようにも見えました、当然2年連続でシーズンエンドの怪我をした事で怪我への恐怖も有るでしょう。キャンプから100%回復しているなどと言っていたのはハッタリだろうと思っていましたし、75%と言うのが本音ではないかと思います(GB戦で100%だったら困る・・・)とりあえずバイウイークまでは試運転程度と見た方が良いのではないかと思います。本来プレシーズンゲームで済ますべき試運転をやらなかったのかやれなかったのかは分かりませんが、手術時の予定を大幅に前倒しして復帰してきたのですから、これが本来のスケジュールと思えばいいのでしょう。

 TE対策ではSSの2人も重要ですが、直接のマッチアップになるCris Gocongにも大きな責任を負わせる事になります。GB戦ではバックステップしながらのパスディフレクトを見せたりもしていましたが、マンカバーとしての動きは硬くNFLのTEにたいしてマンカバーをする事は期待しないほうが良さそうです。バンプで動きを止めて、その後はSSにカバーを任せるような使い方をするのが安全なのでしょうが、Chris CooleyはTEとしてではなくFLとしてセットする事も多いですし捕まえるのには苦労しそうです。そしてSheppard不在でWR-CBのマッチアップに不安が有る為にSSをそのカバーに使う事も考えなければなりません。TE-SLB,WR-CBどちらかのマッチアップで完敗するようだと負けた方にSSを付ける事になり、その結果両方のマッチアップに敗れてディフェンスが崩壊する危険性も有るでしょう。
 元々Clinton Portis、Ladell Bettsの2枚看板を使ったランオフェンス主体のWASのランをどう止めるのかだけでも難しいのに、パスディフェンスと言う意味でも大きな問題を抱えてしまっています。ディフェンスにとっては2戦目にして最もやりたくないタイプの相手、ラン主体でレシーブ型のTEを擁するチーム(おまけにWRが速い)との対戦になります、WAS相手にどれやれるのかで今年のディフェンスを占う事が出来るでしょう。