Samuelはクエスチョナブル

　現地木曜日のナイトゲームになるHOU戦、Jaqua Paekerは欠場が決定、Asante SamuelとRiley Cooperがクエスチョナブルで公示されました。Cooperの代わりはChad Hallが居ますが（個性は全く違いますけど）Samuelの代わりは居ません。出れるかどうかで大きく戦局が変わります。
　HOU側の主力ではTE Owen Danielsが欠場、No2WR Kevin Walterがクエスチョナブルとなりました。怪我による練習不能と疲労回復の練習回避が入り混じっているようなので練習状況だけ見ても怪我の状況が良く分かりません。

　
　HOUのオフェンスはMatt Schaub,Arian Foster,Andre Johnsonとリーグ屈指の3人が軸になります。幸いな事にこの3人に続くサポートメンバーが怪我をしていますし、3人を抑える事に集中する事が出来るでしょう。
　Schaubに対してはパスラッシュが届くかどうか、Trent Coleの対面Ruben Brownには波が有る印象ですけれど悪くないスターターに成長しました。反対側のBrandon GrahamとEric Wnstonは分が悪いでしょう、中央はDT陣が押さえてくれるはずです。やはりColeが届くかどうかの比重が大き過ぎる展開に変わりは無さそうです。
　駒不足はブリッツで補って欲しいのですが、Fostorのランを止める為にブリッツは入れないはずです、ブリッツ入れてのすれ違いを極端に恐れるプレイコールですから。ランディフェンスはその分修正が出来ていてヤード計測でランディフェンスは12位、パスディフェンスは13位、トータル10位とバランスが取れています。なぜか失点は20位と悪いのが意味不明なのですけれど・・・
　
　Ernie SimsのミスタックルとMoise Fokouのアサイメントミスが連発しなければある程度ランは止まると考えています。中央のDL-OLの力関係では勝っているでしょう、大外を回るようなタイプでは無いですしタックルからタックルまでをしっかり抑える事が重要です。

　Samuelが欠場した場合はJohnsonがどうにも止まらない試合になるかもしれません。が、CHI戦と違いJohnsonをどう止めるのかは考えているでしょうし、Samuelが使えない場合のダブルチームをどうやるのか、その為に他の9人がどう動くのかは準備しているはずです。FokouにバンプさせてCBとのダブルチーム、その分Quintin Mikellはランディフェンスさせるような形を取って欲しいのです、普通にCBとSで付いてもサイズの差が大き過ぎて効果的でないと考えます。

　Samuelが出るかどうかの変化が大きいのですが、CHI戦のようにビックゲインで一気に得点される事が無いように修正している事を期待します。抜けられないように壁を作るのに必死で抜けた後は誰も居ないのでは意味が無いです。同じ失敗を2度繰り返さないと良いのですけれど。