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ルールは公平に適用、されないものです

2010-12-06 23:22:00 | イーグルス
 Andy ReidがMicheal Vickがレイトヒットされても反則を取ってもらっていない、と不満を言いました。スクランブルでスクリメージを超えた後はヒットを受けないようにスライディングするなりQBとしての保身術が問題になり、普通にRBやWRと同じ扱いで良いのですけれど、Vickの場合はパスを投げた後にヒットされたり、パスラッシュから逃げる時にハードヒットされ過ぎている、と言う訳です。
 実際にVickが投げた後で倒されてもフラッグが飛ぶ場面は少ないです、こっちは取られるのに向こうは取られないと不満が溜まるのも仕方が無いと思います。それに、ポケット内でサックされる時もQB保護の為のルール(ヘルメットに手が掛かったりするだけでも反則)が適用されていない場面が多すぎる、これも実感します。
 しかし、ATL時代のVickと対戦していた時、QB保護の為に投げた後のヒットに対する反則が厳しくなった頃でしたしVickにポンプフェイクされたらどうにもタックルのしようがない。そう思ったものです。普通のRBを止めるつもりでハードヒットしようとしなければ簡単に交わされてしまうのに、ポンプされたら足が一瞬止まるのですから捕まるはずがありません。

 ポケットから出てスクリメージまでの間、ここでのハードヒットはVickの場合受け入れるしかないでしょう。外に出てから投げた後のヒット、これは見やすいですしある程度反則取ってくれている気がします。
 問題はポケットの中で包み込まれてのサックの時で、ここでの反則見逃し・反則の基準が甘い事です。普通に投げた後で軽く当たるではなく、怪我しそうなヒットを受ける事が確かに多いですし、反則を取ってもらえません。エースとして機能しているVickを壊されたらたまらないと言うのが今回Reidが不満を公表し、Vickがそれに同意し、審判に反則を取ってもらうようにアピールした理由でしょう。反則を取ってもらえるかどうか、ヒットが減るかどうか、これは残り4試合のうち同地区が3つですからヒットは減らないでしょう。それでも、その代償を受け取れるかどうか、それだけでも改善すればReidがわざわざ公式に問題定義した意味はあると思います。


 チームは短い休暇に入りましたが、再集結してサンデーナイトの@DAL戦に向けて動き出します。10勝のATL.9勝のCHI.NO、そして8勝のNYG.GBから1チームが滑り落ちるプレイオフ進出レース、次のDAL戦は非常に重要です。アウエイで勝利出来れば最終週のホームDAL戦も勝利の計算が出来ます。バイウイーク後は無敗のReidがDAL対策をどう練ってくるか、そして怪我人がどれだけ回復するか、3日でも休息が長い利を最大限活かして欲しいものです。