後半はtiny_ligths_88さんがチャットに来てくれたので、試合を見つつ愚痴をこぼしていたのですけれど、なぜか勝ってしまいました。とりあえず、スタジアムに居るEaglesファンの人はすぐに逃げた方が良いと思います。
試合の転機がどこに有ったのか、後から考えれば差が付きすぎた為に止まっていたランで攻めてきた事で崩壊していたディフェンスが息を吹き返した事でしょう。結果としてランディフェンスは31回で丁度100ヤードと平均3.3ヤードに押さえました。
そして、4Qにダメ押しのTDパスを貰った時には、レッドゾーンでバンプをしないで好きに動かれてデザイン通りのTDパスを貰っています。レッドゾーンでTE相手にワンプッシュすらしないでルートに出す、6-5相手に5-10で普通にカバーする。結果勝ちましたが、ディフェンスは問題が山積みです。
後半4TDを取ったオフェンス、これは4Qに入って時間を潰しに来た事でパスラッシュが甘くなった事、同時にMicheal Vickのドロップバックを変えたのが成功しました。パスを叩かれるのを嫌い、同時にスクランブルをするスペースが欲しかったのでしょう、時に10ヤードも下がっている場面が前半有りました。これではパスは全てロングになってしまいますし、スクランブルでも大きなゲインにはなりません(シーズン序盤はそれで良くても、今はスクランブル対策をしています)それがプレッシャーが減った事で5ステップに戻り、LBがショートエリアに留まった事でスクリメージの人数が減りスクランブルが真ん中から出るようになりました。LeSean McCoyへのショートに2人付いている場面も有りましたし、スクリーンも待ってましたとばかりに潰されました。その分、OLが真ん中を空ければVickが走れるようになりました。21点差でしたし、スクランブルは少し出されても時間を潰せば良い、外に出られるよりも真ん中でVickにヒットして時間を流そう、こう考えたのかもしれません。実際スライディング出来ないVickはディフェンスを見ながらヘッドスライディングを繰り返しています。
第3Q最後のJeremy MaclinへのTDパス、このプレイまではディフェンスも特に引いて流す感じではなかったのですが、このプレイでOLが時間を十分に与えた事が最後まで効いた印象です。DeSean JacksonのファンブルからTDを許し、そこからディフェンスが引きました。その後のBrent Celekへの65ヤードは普通にタックルしておけば良いのに、INTを狙った判断ミスのおかげです。同時にダウンフィールドブロックで手を抜かないMaclinの強烈なブロックも効いています。
オンサイドは普通のキックオフフォーメーションからDavid Akersの2度と繰り返せないであろう完璧なキックを見せてくれました。ティーに叩きつけるように蹴ってワンバウンド後11ヤード飛んでNYGの選手が誰も居ない中緑のジャージだけが飛び込んでいます。そして、即Vickのスクランブル、これもディフェンスとしてはDLが外にOLを引っ張って空いた所からブリッツのうちが良くやったパターンをVickが個人技で交わして35ヤード走り抜けました。そこから、デザインされたVickのランでTDを取り7点差になります。
ここでNYGのオフェンスがパスを投げ出すとDimitri Pattersonの所の穴がまた出るかと危惧しました。実際Dimitri方面にパスが何度も飛びましたし、FGレンジ寸前まで入られました。そこで3回ランで時間を潰しつつFGで良いとNYG側が判断した(当然の判断ですが)事でランを止めてパントで切り抜けます。このシリーズで残り五分程度有るのにタイムアウトを使ったのは後で困るだろうと思っていたのですけれど、結果として成功でした。タイムアウトをツーミニッツ前からでもどんどん使うAndy Reidですが、成功したのは今回が初めてかもしれません・・・
オフェンスでパスを混ぜ出したのと同様にディフェンスもプレッシャーを掛ける形に戻してきました。が、一旦リズムに乗ったVickは簡単には押さえられません。スクランブル連発でレッドゾーンに入りMaclinへのカールで同点に追いつきます。外から回り込むスクランブルが久しぶりに出た事が、その次の真ん中からのスクランブルを呼んでいます。
そしてDeSeanのパントリターンで決着が付きます。DeSeanがマフって拾って前を見たらど真ん中が開いていました、と言う珍プレイでNYGとしてはマフを見てボールに集まりすぎた為に一つ目の壁を抜けた後誰もフォローしていない状況が生まれたのでしょう。もちろん、DeSeanの加速で2-3人ぶち抜いていますからDeSeanで無ければ出来ないスーパープレイでは有ったのですけれど、流れと言うものは恐ろしいと実感するプレイそして試合でした(私はモメンタムはあまり重視しないのですけれど、この試合はそれ以外で説明が出来ません)しかも、エンドゾーン前1ヤードで真横に横切ってTDとか、万が一転んだりしたらどうするのか、そう言うのを考えられないお馬鹿の一撃で勝負が決まりました。
実力ではNYGが圧倒している試合でした、ただセオリー通りに時間を潰しに行ったらVick以下のお調子者が勢いに乗ってしまった。最後もミスがTDを生みましたし、運と流れに乗った勝利です。もちろん、TD1つ早いタイミングでのオンサイドとか流れに乗る為の動きも決まりましたし、運だけで勝った訳では有りません。それでも、課題は山積みの試合でもあります、Nate Allenの怪我の状態によってはS陣は致命的なダメージを負う可能性も有りますし来週のMIN戦、そして最後のDAL戦と地区優勝への道は平坦では有りません。それでもNYGに連勝しての10勝目、これでMIN.DALどちらかに勝てば地区優勝ですし勝利した事が大きな前進であるのは変わりありません。
試合の転機がどこに有ったのか、後から考えれば差が付きすぎた為に止まっていたランで攻めてきた事で崩壊していたディフェンスが息を吹き返した事でしょう。結果としてランディフェンスは31回で丁度100ヤードと平均3.3ヤードに押さえました。
そして、4Qにダメ押しのTDパスを貰った時には、レッドゾーンでバンプをしないで好きに動かれてデザイン通りのTDパスを貰っています。レッドゾーンでTE相手にワンプッシュすらしないでルートに出す、6-5相手に5-10で普通にカバーする。結果勝ちましたが、ディフェンスは問題が山積みです。
後半4TDを取ったオフェンス、これは4Qに入って時間を潰しに来た事でパスラッシュが甘くなった事、同時にMicheal Vickのドロップバックを変えたのが成功しました。パスを叩かれるのを嫌い、同時にスクランブルをするスペースが欲しかったのでしょう、時に10ヤードも下がっている場面が前半有りました。これではパスは全てロングになってしまいますし、スクランブルでも大きなゲインにはなりません(シーズン序盤はそれで良くても、今はスクランブル対策をしています)それがプレッシャーが減った事で5ステップに戻り、LBがショートエリアに留まった事でスクリメージの人数が減りスクランブルが真ん中から出るようになりました。LeSean McCoyへのショートに2人付いている場面も有りましたし、スクリーンも待ってましたとばかりに潰されました。その分、OLが真ん中を空ければVickが走れるようになりました。21点差でしたし、スクランブルは少し出されても時間を潰せば良い、外に出られるよりも真ん中でVickにヒットして時間を流そう、こう考えたのかもしれません。実際スライディング出来ないVickはディフェンスを見ながらヘッドスライディングを繰り返しています。
第3Q最後のJeremy MaclinへのTDパス、このプレイまではディフェンスも特に引いて流す感じではなかったのですが、このプレイでOLが時間を十分に与えた事が最後まで効いた印象です。DeSean JacksonのファンブルからTDを許し、そこからディフェンスが引きました。その後のBrent Celekへの65ヤードは普通にタックルしておけば良いのに、INTを狙った判断ミスのおかげです。同時にダウンフィールドブロックで手を抜かないMaclinの強烈なブロックも効いています。
オンサイドは普通のキックオフフォーメーションからDavid Akersの2度と繰り返せないであろう完璧なキックを見せてくれました。ティーに叩きつけるように蹴ってワンバウンド後11ヤード飛んでNYGの選手が誰も居ない中緑のジャージだけが飛び込んでいます。そして、即Vickのスクランブル、これもディフェンスとしてはDLが外にOLを引っ張って空いた所からブリッツのうちが良くやったパターンをVickが個人技で交わして35ヤード走り抜けました。そこから、デザインされたVickのランでTDを取り7点差になります。
ここでNYGのオフェンスがパスを投げ出すとDimitri Pattersonの所の穴がまた出るかと危惧しました。実際Dimitri方面にパスが何度も飛びましたし、FGレンジ寸前まで入られました。そこで3回ランで時間を潰しつつFGで良いとNYG側が判断した(当然の判断ですが)事でランを止めてパントで切り抜けます。このシリーズで残り五分程度有るのにタイムアウトを使ったのは後で困るだろうと思っていたのですけれど、結果として成功でした。タイムアウトをツーミニッツ前からでもどんどん使うAndy Reidですが、成功したのは今回が初めてかもしれません・・・
オフェンスでパスを混ぜ出したのと同様にディフェンスもプレッシャーを掛ける形に戻してきました。が、一旦リズムに乗ったVickは簡単には押さえられません。スクランブル連発でレッドゾーンに入りMaclinへのカールで同点に追いつきます。外から回り込むスクランブルが久しぶりに出た事が、その次の真ん中からのスクランブルを呼んでいます。
そしてDeSeanのパントリターンで決着が付きます。DeSeanがマフって拾って前を見たらど真ん中が開いていました、と言う珍プレイでNYGとしてはマフを見てボールに集まりすぎた為に一つ目の壁を抜けた後誰もフォローしていない状況が生まれたのでしょう。もちろん、DeSeanの加速で2-3人ぶち抜いていますからDeSeanで無ければ出来ないスーパープレイでは有ったのですけれど、流れと言うものは恐ろしいと実感するプレイそして試合でした(私はモメンタムはあまり重視しないのですけれど、この試合はそれ以外で説明が出来ません)しかも、エンドゾーン前1ヤードで真横に横切ってTDとか、万が一転んだりしたらどうするのか、そう言うのを考えられないお馬鹿の一撃で勝負が決まりました。
実力ではNYGが圧倒している試合でした、ただセオリー通りに時間を潰しに行ったらVick以下のお調子者が勢いに乗ってしまった。最後もミスがTDを生みましたし、運と流れに乗った勝利です。もちろん、TD1つ早いタイミングでのオンサイドとか流れに乗る為の動きも決まりましたし、運だけで勝った訳では有りません。それでも、課題は山積みの試合でもあります、Nate Allenの怪我の状態によってはS陣は致命的なダメージを負う可能性も有りますし来週のMIN戦、そして最後のDAL戦と地区優勝への道は平坦では有りません。それでもNYGに連勝しての10勝目、これでMIN.DALどちらかに勝てば地区優勝ですし勝利した事が大きな前進であるのは変わりありません。