イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

DeSeanのスピードに期待します

2009-12-14 00:13:00 | イーグルス
 ホームでは40-17と圧勝したNYGとの2戦目になります、前回の対戦では怪我で居なかったディフェンス陣がかなり復帰していますしオフェンスは前回よりもかなり厳しい状況になるでしょう。
 LB Michael Boleyは復帰後3試合で27タックルと記録しています、DE/DT Chris CantyとCB Aaron Rossも帰ってきています。S Michael Johnsonがクエスチョナブルで欠場の可能性があり、その際にはRossのS起用の可能性も有りそうです。また、GBをカットされた後に加入したAaron Rouseが最近2試合で17タックルと機能し始めています。GB時代はパスカバーが全く出来ない木偶の坊だったのですが、どうしたのでしょうね・・・

 Jeremy Maclinは試合に出れそうですし、DeSean Jackson,Jason AvantにBrent Celekとレシーバー陣は全員揃う事になります。6-0以上の大型DBを揃えていますしスピードで縦に引っ張る事が出来るかが焦点になるでしょう。Rossをどう使ってくるのかで戦術を変えるくらいの柔軟性が欲しいのですが、そう言う事は考えてないでしょうね、Sで使うなら3WRセットでAvantに投げCBで使うならSとWRのマッチアップを作るようにすればミスマッチが作れると考えます。

 ランが出るかどうか、こちらも前回の対戦よりOLの調子は上がっていますが先週のDAL戦を見るとNYGのランディフェンスも改善されています。この試合でLeSean McCoyとLeonard Weaver2人で100ヤードを超えてくれると今後もランに期待が出来るでしょうし、完封されるようだとBrian Westbrookの復帰を急がせる事になるかもしれません。Todd Herremansをキーにしたランが好調ですし、左へのランでブリッツを入れさせないようにする事が出来るかでディープへのパスを使えるかにも影響します。

 なぜかここに来るとFGが入らなくなるDavid Alersが去年のプレイオフのように決める事が出来るのかが不安です。40ヤード程度を3連発で外したりと射程距離が10ヤードは短くなると計算したほうが良いと思います。


 連敗中だった前回のNYGとは違い、去年地区優勝したNYGに戻ってきていますし楽な試合では有りません。ランを止める事とディープに放る事、この2つが出来るかどうかが勝敗の鍵を握ると予想します。

Burressの代わりの大きな奴ら

2009-12-12 07:41:00 | イーグルス
 Brian Westbrookは練習に参加していますが、NYG戦は欠場する事になりました。次に脳震盪で倒れるようだと引退の可能性も有りますし大事を取ったと言う事でしょう。Jeremy Maclinは足首の怪我で2日練習せずに金曜日から復帰しています、休んでいる間も今日試合ならば使う事は出来ると言う情報は有りましたしNYG戦の出場は問題無さそうです。Kevin Curtisは今年2試合しか出ていません、膝の内視鏡手術からの復帰になりますが、まだ3日しか練習に参加していませんからNYG戦での復帰はしないのではないかと思います。MaclinとCurtisはどちらかが出場でどちらかを休ませると考えています、普通に考えればMaclinが出てきてCurtisの復帰が来週以降になるのでしょう。
 NYG側はChris SneeとS Michael Johnsonがクエスチョナブルですが、練習には参加していますし負けたら終わりの一戦ですから出てくるでしょう。

 Brandon Jacobsのランでリズムを作るオフェンスと中央に立ち塞がる2枚のDT、互いの売りが同じ場所で最近はディフェンス側が勝っている為に去年後半からディフェンスが結構楽に押さえてきました。今回もそうなるのかと言う事ですが、前回の対戦で欠場していたMario Manninghamの復帰が気になります。放り込んで後は競り合いで取ってくれと言うパスを強引にもぎ取るのが上手い印象が有ります。同時に高さの有るルーキーHakeem Nicksの成長も厄介で、Joselio Hansonとの高さの差は大きな問題になるでしょう。
 最近のパスラッシュがサックを奪うよりも、プレッシャーを感じさせて急がせる事を目的としているように見えます。ワンテンポ遅れたらサックを貰うと思わせる事が出来るか、Eli Manningが我慢してレシーバーを探せるかが勝負の分かれ目でしょう。余裕を持って高さ勝負に出られると厳しくなります、Hansonの出場停止期間にニッケルバックとして起用されていたVictor Harrisをこの試合でもニッケルで出す場面も有るでしょう、HansonとHarrisで速さと強さを使い分けてくれる事を期待します。

 Akeem Jordanが久しぶりに復帰します、これでCris Gocong,Will WitherspoonにJordanの3人が揃う2度目の試合になります。Stewart Bradleyの怪我から始まり大混乱のLB陣がやっと2009年のベストメンバーを組む事が出来ます。チーム最大の弱点だったLBがどう変わるのか、この試合の注目点になります。

Andy Reidと契約延長

2009-12-10 08:38:00 | イーグルス
 Andy Reidと3年間の契約延長で合意したようです。今までは2010年までの契約でしたので2013年まで指揮を取る事になりました。
 チーム史上唯一の100勝HCですし、プレイコールに多少(もの凄く?)問題は有りますが結果を残してきたと言う点ではこの契約延長は当然でしょう。一時期引退を考える事になった息子の薬物問題も有りましたが、再犯で刑務所行きで決着したようです。1999年にGBのQBコーチから引き抜いた時はコーディネイター歴の無いReidって誰?と思ったのですが、Donovan McNabbの成長と共に2年目の2000シーズンからプレイオフ常連のチームを作り上げました。11年目のシーズン途中ですが、これまでレギュラーシーズン105勝66敗1引き分けで勝率6割1分4厘、プレイオフでは10勝7敗です。

 PSに居たFB Marcus MaileiがNOと契約した為にFB Joel GambleをPSに入れました。NOはKyle Eckelと契約していたのですが今回カットしてMaileiを引き抜いています。代わりに入るGambleはデータがほとんど有りません、6-2 255ポンドでアリーナフットボールではTE/FB/LBとしてプレイしていたようです。Eckelが怪我をしていないのであれば、FBを補充する際にはPSからではなくEckelと契約する事になるでしょう。

怪我人が(ほぼ)全員戻ってきます

2009-12-09 08:41:00 | イーグルス
 脳震盪で欠場していたBrian WestbrookとDeSean Jacksonは専門医の診断を受けNYG戦の出場許可を得ました。Jason PetersはATL戦途中で退場しました、肩と首を痛めたようで脳震盪の検査も受けたのですが問題なかったようでNYG戦に出場する予定です。Akeem Jordanも膝の怪我で4試合欠場していましたが、先週の練習から復帰していますしNYG戦で復帰出来る見込みです。そして、ずっと休んでいたKevin Curtisも今週から練習に復帰するようで、NYG戦に出場できると言う情報も有るのですが、いきなり復帰はしないでしょうしDeSeanが復帰出来れば無理をする必要もありませんからもう少し休むと思われます。
 これまで怪我に苦しんでいた選手達が全員一斉に復帰すると言う事です。唯一、ATL戦で足を引きずっていたJeremy Maclinの足首の状態が良くないらしいのですが、欠場するような重症ではなさそうです。

 出場停止だったJoselio Hansonの復帰でPSから53人枠に昇格したばかりのJordan Norwoodをカットしました。同時にPSの入れ替えを行いOL Greg IsdanerとCB Stoney WoodsonをカットしてPenn State出身のOL Gerald Cadoganと契約しています。多分、53人枠から洩れたNorwoodをPSに戻すのでしょう。
 Cadoganは6-5 310ポンドでCARのルーキーFAとして契約し、キャンプでカットされた後にSDのPSを経て昨日CINのPSをカットされてたようで今回入団する事になりました。カレッジではLTでBig10のファーストチームに選ばれていましたが、クイックネスに欠けプロではRT向きと評価されています。横に動くには苦手のようですが、縦には動けるようでランブロックでは対面をなぎ倒してからLBも潰すようなブロックを見せていたそうですしランブロック要員としての獲得と思われます。ドラフト前は今年のOTで10番目くらいの高い評価を受けています、ドラフトされませんでしたがOTの10番目は4巡程度の評価ですし単なる地元採用ではないのでしょう、CINがカットしたのを待っていたようですから。

Weaverが救世主でした

2009-12-08 01:33:00 | イーグルス
 @ATL戦は34-7で快勝し、8勝4敗でDALに並びました。7勝5敗のNYGとの地区優勝争いは最後までもつれる事になりそうですし、GBを含めたワイルドカード争いも続きます。それでも10勝6敗で貯金4がプレイオフに必要だとすれば今年初めて貯金4を作る事が出来ました。

 お互いにオフェンス陣の主力を欠いた試合でしたが、QB.RB.LTと主要3ポジションを欠いたATLはオフェンスを組み立てる事が出来ませんでした。サックは2つだけでしたし公式記録ではQBハリーも2つなのですが、中継中の集計ではハリー8とか9の数字が有りました、Trent Coleも珍しくQB相手に激しいヒットを見せていましたしサックを狙えば(この試合は狙って良い試合だと思ったのですが、外から抜きに行く場面は相変わらず少ないです)記録は伸びるのでしょうが、ロングパスをコール出来なくすると言う効果は十分に役割を果たしています。

 予想通り、Roddy Whiteのスピードで振り切られる場面が見られ、Tony Gonzalezには好き放題やられました。良く考えれば、この程度プロボウラー2人にやられても他を抑えれば大丈夫と言う事なのでしょう。悪く考えれば、この2人だけ抑えれば良いのに抑えられなかったと言う事になります。
 TE対策ではAkeem Jordanがそろそろ復帰してくるでしょう、Will WithersoppnをMLBに戻して今度こそTE対策の完成系を見せてくれる事を期待します。そして出場停止中のJoselio Hansonも帰ってきます。Victor Harrisのニッケル起用で乗り切りましたが、Hansonが帰ってくる事で怪我の多いスターターCB陣を休ませる事が出来るでしょう。FSのスターターをSean Jonesに奪われたHarrisがカレッジ時代のCBとしてでも使える事が分かったのは収穫です。
 Moise Fokouが無駄な反則をしなくなったと思ったら、今度はQuintin Dempsがやるようになりました。去年のプレイオフでも敗因になったレイトヒットをやっていますが、繰り返すようだとカットの対象になるかもしれません。

 この試合はMicheal VickとLeonard Weaverの為の試合でした。シーズン序盤と比べれば確実にお腹がへこんでいますしVickはやっとコンディションが逮捕前に戻ってきました。決まった43ヤードのパスですが、最初 横から来たSにINTされたように見えてダブルチームに投げるな馬鹿、と思いました。まあ、取ったReggie Brownを褒めるべきパスでしたけれども、投げさせようとコーチが思うようになったのは進歩です。
 Weaverは素晴らしいワンハンドキャッチにTDになった膝下のパスへの反応、普通にRBでも使えそうなランを見せてくれました。Brian Westbrookの負傷で使ってもらえるようになったのですが、去年のKyle Eckelに引き続きオフェンスを改善したのはパワーランナーでした。1年契約ですしオフシーズン最優先で引き止めるべき選手です。
 Weaverのロングゲインでのブロックや自身のアンダーニースからRACでJeremy Maclinは素晴らしいスピードを見せてくれました。今時のWRらしくなく真面目にブロックをし続けますし、サイズやスピードよりも真面目さがこの選手最大の特徴かもしれません。
 Jason Petersの負傷でTodd HerremansがLTに回りました。こうなるとディープへのパスは見られなくなり保守的なプレイコールに終始するのですが、この試合では当初の予定通りにプレイを続けていた印象です。Herremansが復帰した事でLTのバックアップを任せる事が出来るようになったのは素晴らしい事です。
 ここ2試合Donovan McNabbのパスがスピードを落として取りやすくなっています。Maclinへの5ヤードのスラントが2度有りましたが、あれが通る時は好調時の特徴です。ただ、地面に突き刺さるパスも有りましたし、コントロールが向上しないのはなぜなのでしょうね。
 
 David Akersが39ヤードを外しました、最初もぎりぎりだったので嫌な予感はしたのですが、ドームであの距離を外すのは問題です。前半4回のレッドゾーンで1回しかTDが取れない点は今後の課題になります。ギャンブルが成功して13-7で前半が終わればATL側の戦意が違ったでしょうし、止めたのは大きかったです。
 Westbrook.DeSean,Jordanが順調なら来週帰ってきます。Westbrookは休んだ事で膝と足首の怪我は良くなっている筈です、脳震盪の治療なのですからトレーニングは続けていたでしょう、休養明けから全力プレイをする調整は得意です。来週のNYG戦に勝てば、NYGに対して2勝ですしワイルドカードはほぼ確定します。重要な試合が続きます。