MVPのイメージじゃあないですけど

　Micheal VickがMVPの投票をするなら誰に入れる？と聞かれ、最終的にTom BradyとVickどちらかにまで絞った後 ごまかそうとしたようですが、どちらに入れるのかをしつこく聞かれて自分に入れると言ったようです。プロボウルの投票でもほぼ互角の争いでしたし、MVPに選ばれる可能性が十分に有る情勢なので別に良いのですけれどね。特に調子に乗っているとか言われたり、愛犬家協会のような所から文句は出ていないようです。
　私は今年のVickにはComeback player awardで良いと思っています、再契約しなければならないのにこれ以上値段が吊り上るような肩書きは欲しくないですから。


　Andy ReidはChad HallがKRでJeremy Maclinが2番手でMIN戦に臨むと発表しました。Hallは元々WRよりもKR候補として獲得したのですが、トップスピードがイマイチでプレシーズン数字が延びずに開幕前にトレード補強する事になりました。その後もWRよりもRB扱いのプレイが多いですし、スピードよりも機敏さに良い物が有ると評価しています。そう言う意味ではKRよりはPR向きだとは思いますけれど、チーム内ではHallが1番堅実なのではないかと考えます。
　40ヤードの数字だけで選ぶような、速いだけのKR専門を毎年1人くらいルーキーFAで獲得し続けるような事は出来ないのですかねえ・・・どうせまっすぐ走ってそのまま捕まるのだったら、少しでも足が速い方が良いと思うのですけれど。


　Jamar Chaneyが良い動きを見せたのでStewart Bradleyよりも良いのではないか、そう言う声があるようです。実際にスピードではChaneyの方が上でしょうし、ランディフェンスのタックルも悪くないと思います。TEのカバーを考慮しないのであれば、最近何人も下位指名で獲得しては外してきた6-0 240ポンドのMLBバックアップ候補よりは良い仕事が出来そうです。
　Bradleyに負担を掛けすぎているのが問題なだけで、SLBかSSがTEを見ていれば、6-4 255ポンドで動けるBradleyをいじる必要は全く無いと考えます。ただ、Chaneyが今後も素晴らしいプレイを続けるのであれば、MLBに固定してBradleyをSLBに回すのを考えても良いかもしれません。そして最近反則が減り成長しているMoise FokouをWLBに置く事でLB陣は成長するはずです。
　こう考えると、Chaneyが期待以上のプレイをしている事、これはBradleyのポジションよりもErnie SimsやOmar Gaitherとの再契約の方に影響してくるでしょう。Simsは安く契約出来ればニッケルLBとして確保したいのですけれど。

どこで使うのかわからない

　新たなKR候補として元CKEのGerard Lawsonと契約しました。Oregon State出身の5-10 195ポンドのCB/KRでルーキーFAとして2008年から2年間CLEでプレイしています。今年のキャンプ中に飲酒運転で逮捕され、ファイナルカットでカットされていました。
　気になるのは、ドラフト時にプロデイで記録した40ヤードが4.63でしか無い事です。シャトル、スリーコーンも平凡で素晴らしい記録と言えるのは40インチの垂直飛びとCBとしては出色のベンチプレス14回くらいでしょうか。CLE時代の2年間で20試合に出場していますが、タックルは3つだけ、KRも9回だけで1回43ヤードリターンをしていますが、それを除くと7回で平均10ヤードのリターンでしかありません。
　リターナーとしても足が速くないですしDBとしてもタックル3個しか記録していない。何故この選手を入れるのかが分からないです。DBのデプス補充としての契約かもしれませんが、なんでそんな契約をしなければならないのかも分かりません。

　Eldra Buckley.Jerome Harrison.Jeremy Maclin.Chad Hallに今回加わったLawsonの中からKRを選ぶ事になりそうです。個人的にはHallが良いと思うのですが、誰が選ばれるかは予想が難しいです。

Coleが4位以下は考えにくいのですけど

　プロボウルのファン投票結果が出ました。Michral Vickは全体でも2位でNFCのQB部門1位、DeSean JacksonがWR部門2位、LeSean McCoyがRB部門3位、Owen Schmitt がFB部門で2位、Jason PetersはOT部門で3位Winston Justiceは5位になっています。ディフェンスではAsante SamuelがCB部門2位、Quintin MikellがSSで4位、Trent Coleも上位に入っていると思うのですが記事には載っていません、最近サックを記録していないからですかねえ9回は今でも上位なのですけど。そして、David AkersはK部門で1位です。


　Jorrick Calvinが腰の怪我でIR入りしました、あの失態で即カットだろうと見られていたのですが、怪我でIR行きと言う処分になりました。先週も4-5人の選手をトライアウトに呼んでいましたし、今週も同じようにテストをしているようです。その中ではTB時代にオールプロに選ばれたClifton Smith、NYJ時代にオールプロに選ばれたJustin MillerとKR候補が混じっています。Millerは先週のトライアウトにも来ていました、どちらかのリターナーと契約するのでしょう。
　ただ、システムと言う意味で、MIN戦はEldra BuckleyやJerome Harrisonがリターンをする可能性もあるようですし、Jeremy MaclinもKRやってますから他のポジションを埋める可能性は有りそうです。


　Mike Pattersonは水曜日の練習を休みました、MIN戦に出る予定の無いKeenan ClaytonとStewart Bradleyも休みです。

シーズンクイズもあと2試合

　あとレギュラーシーズンも2試合と言う事で、シーズンクイズも大詰めとなっています。今どうなっているのかを見直してみます。

http://green.ap.teacup.com/eagles/1939.html#comment

(1)Kolbが16試合スターターを守る。
×　お話にならないですね・・・
(2)DeSean様が1200ヤード突破する。
△　現在1024ヤード、残り2試合爆発するか？
(3)DeSean様がPRで2つはTDを決める。
△　奇跡のリターンTDをもう一度見せるか？
(4)Celekのキャッチ数がチーム1となる。
×　現在32キャッチ、McCoyの74キャッチに遠く及びません
(5)KolbのTD>INT。
○　TDが6個でINTが4個、レーティングは85.3で普通なのです
(6)Coleのサックが12を超える。
△　現在9個　最近はランストップに力を入れ過ぎてます
(7)AsanteのINTが10を超える。
×　リーグ1位ですが7個です、怪我が無ければ超えたかも
(8)GrahamもAllenもスターターの座を守る。
×　残念ですが共にIR入りとなりました
(9)Shadyが2回はファンブル＆ロスする。
△　現在5ファンブルで1ロストです
(10)レギュラーシーズン中2回はFlea Flickerをする！
×　1回KolbとVick両方入れてなんかやったような？
(11)Playoff出場する。
○　大丈夫に決まってます
(12)9勝かそれ以上。
○　すでに10勝しています
(13)（番外編ですが）McNabbが失言する。
△　ここまで我慢していますが、降格騒ぎでどうなりますか

　
　今年も最後まで達成か分からないぎりぎりの数字が出ている問題が多いです。今年はプレゼント用のグッズも現地で買い付けていますので残り2試合クイズにも注目ください。

Justice復帰

　サンデーナイトに変更になったMIN戦に向けて練習が始まりました。3試合休んでいたWinston Justiceが練習に復帰し、Andy ReidはMIN戦はKing DunlapではなくJusticeを使うと完全復帰のようです。Dunlapが良いプレイを見せていたのですけれど、NYG戦ではJustin Tuckに格の違いを見せつけられてしまいました。Justiceが戻るにはタイミングも良いです。
　MRIの結果は靭帯などへの損傷は無いと診断されたMike Pattersonですが練習は休みました。Jeff OwensはPattersonが出れない時の為に昇格させたようです。
　NYG戦欠場のKeenan Claytonはまだ練習に復帰できていません、NYG戦も乗り切れましたし、無理に使う事は無いです。
　脳震盪のJason Avantは検査をパスして試合に出る許可を貰いました。実際に出るかどうかは経過を見るのでしょけれど、1回目の検査で合格出来るならば軽症のはずです。
　

　Micheal VickがPalyer of the weekに選ばれました、投げて走ってと数字は凄いですし、劇的勝利の立役者としての選出です。DeSean JacksonがST部門で取れるかと思ったのですが、マンデーナイトのDavin Hesterの大爆発にはかないませんでした。


　去年は何度TDを取り消しにしたのか数え切れないMoise Fokouですが、シーズン中盤以降ディフェンスを支えるプレイを見せてくれるようになりました。運動能力に技術と脳みそが付いてこなかったルーキーシーズンでしたが、2年目の今年は無駄な反則も減り、ブリッツ・パスカバーとスピードに乗ったプレイを見せてくれるようになりました。SLBとしてはパワー不足で、パスカバーもレシーブ型TEの相手をするにはまだ技術も経験も不足しているのですが、時として出るビックプレイでは運動能力の高さが見て取れます。
　スピード型SLBはTEを消すところまで行って意味が有るとは思うのですが、Stewart Bradley不在のピンチでその穴を埋めるべくチームに貢献しています。経験を積めばよくなる余地は残っていますし、頭脳面の成長を期待します。


　PSから2人昇格させた穴埋めはCornelius IngramとJamar AdamsとPSを行ったり来たりしているお馴染みの2人でした。Ingramは2度のACL手術から復帰出来ればと期待しているのですけれどねえ・・・