昨年、学園を卒業し、遠洋マグロはえ縄船に乗船して1年ぶりに帰国した50期生の「新谷(しんや)」さんに、漁業の現場の状況など、貴重な話をしていただきました。
彼は、入学当初の希望通り、遠洋マグロはえ縄船に乗船することが出来、同じ船の仲間からも1年目からしっかりと信頼を得ています。
信頼を得るには、先輩漁師について回って、早く仕事を覚えることが大切だと話してくれました。
また、マグロ船の現場では、漁具の準備や取扱いが大切で、特に学園で何回も練習を積んだ「刺継ぎ」が非常に役に立っているとのことでした。
学園生活をしていた時、一番苦労したことは何かという質問が生徒からあり、コミュニケーションをとることだったそうです。
元々コミュニケーションをとることが苦手だったということですが、学園生活の中でそれも克服できたようです。
就職した漁業会社から聞いた話によると、彼はマグロ船に多く乗り組んでいるインドネシア人ともインドネシア語でコミュニケーションが取れるとのこと。
会社としてもその能力は、非常に高く評価しているとのことでした。
その彼は、これまで乗船していた船に代わって、先日見学させていただいた新船の第八十八福久丸に乗船することが決まっているそうです。
新しい船で、さらにエリート漁師の道を歩んでいってほしいと感じました。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
「Zoom」による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。