静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

AO入試の願書を受け付けます。

2024年09月20日 14時09分58秒 | その他
9月20日

今日から、10月13日に実施するAO入試の願書の受付が始まりました。
10月4日が締め切りとなります。(消印有効)
詳しくは当学園のHPで御確認下さい。


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遠洋漁業や沿岸漁業の幹部漁業者、沿岸漁業の基幹的な漁業者を目指して、静岡県立漁業高等学園で1年間学びませんか。
漁業高等学園では、安全に操業するための知識や技術、必要な資格取得、寮生活を通しての仲間たちとのコミュニケーションなど、漁船員として必要なことが学べます。
漁業者を目指す方の受験をお待ちしています。
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刺網実習が始まりました

2024年09月20日 09時46分11秒 | 実習
9月12日
刺網漁業とは、魚の通り道に網を仕掛けて、魚を網にかける漁法です。
大きく分けて、網の両端をアンカーで固定する「固定式刺網」と網を潮流などに乗せて流す「流し刺網」、船で網を引く「漕ぎ刺網」があります。
また、重ねて使用する網の枚数で、1枚網、2枚網、3枚網があります。


実習では、固定式1枚刺網の方法を学びます。
写真の青い●印がアンカーで、白い四角部分が刺網になります。
網から伸びたロープには、浮きと目印となる旗を付けます。


実際の浮きと旗です。
アンカーも別に用意します。

この漁法は、沿岸のいせえび刺網漁で用いられています。
いせえび漁は、今頃から5月中旬頃までの期間にわたりおこなわれています。
夕方に刺網を仕掛けて、翌朝早くに引き上げて、陸に上がってから獲物を網から外します。
網から外す時には、エビを殺さないように、傷つけないように慎重に作業をします。
実は、この作業は結構な手間がかかる作業となります。

刺網を海に投入する時に絡まないようにかごの中にしまっていきます。
今日は、刺網漁法の漁具についての説明と実際の取り扱いについて学びました。

9月18日
今日の実習は、実際に刺網を仕掛けて、回収することを行います。

実習海域へと移動します。


網を入れていきます。
目印となる旗が付いた浮きから投入します。


投入終了です。
固定式刺網の場合は、網を設置してから魚がかかるまで一晩程度放置することが多いですが、今回の実習ではすぐに回収していきます。

ロープを引き寄せて、網を上げていきます。

漁獲は。。。
あじが2尾捕れました。
50g程度の大きさでした。
実習で漁獲されることは稀なので、入れて、あげるだけと考えていました。
実際に獲れると嬉しいですね。
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機関実習 最終調整

2024年09月13日 10時28分12秒 | 実習
9月12日

昨日に引き続き、実習用に設置した大型エンジンをオバーホールします。
仮組したシリンダーヘッド周りのパーツを取付けていきます。


赤阪鐵工所の技術者の皆様に教わりながらの作業です。

技術者の皆様は、注意深く生徒作業を見守っています。

ナットを締める作業でも、緩すぎず、きつすぎず、適正な力加減で締めていきます。
印を付けてから締め付けの作業に入ります。

クランク部も確認をします。

全てのパーツを取付けた後に、試運転を行いました。
無事に、正常運転できました。

安全に分解、清掃、組立、試運転を行うことができました。
赤阪鐵工所の皆様、ありがとうございました。
午後の工場見学もお願いします。

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機関実習 分解と清掃

2024年09月13日 09時47分43秒 | 実習
9月11日

実習用に設置した大型エンジンをオバーホールします。
当学園のエンジンは、数百トン規模の漁船に積まれたものと同規模です。
エンジンを作った赤阪鐵工所の技術者の方たちに教えを受けながら分解していきます。


低速回転で馬力を出せる4ストロークディーゼルエンジンです。
エンジンの上部にあるシリンダー周りを分解します。
シリンダーは、燃料を噴射して、爆発させ、ピストンに力を与えて上下運動をさせる場所です。


シリンダーヘッドを外します。
シリンダーヘッドには吸気口と排気口、それぞれのバルブがあります。

シリンダーヘッドを外した状態



これらを分解していき、パーツごとに清掃し、異常が無いかを確認します。


シリンダーから取り出したピストンです。
こちらも清掃と異常の確認をします。


清掃した部品を戻して組み立てます。
この一連の作業をシリンダーごとに繰り返します。


クランク部も確認します。


清掃作業です。
油まみれになりましたね。
油汚れ用の石鹸でしっかり洗ってくださいね。

今日は分解、清掃及び仮組立が終了です。

大型エンジンなので迫力がありましたね。
明日は、細かなパーツを組み立てていき、エンジンが再び動くように細部の調整をします。
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ハネとバケ バケ編

2024年09月11日 11時37分08秒 | 実習
9月10日
「かつお一本釣り実習で使う」をバケ作っています。
バケとは、かつお一本釣りで使う疑似餌のことで、返しのない針に鳥の羽根をつけたものです。


写真の上にある釣針に鳥の羽根などをつけていきます。
工程ごとのできあがりを写しています。
一番下のものが完成したものです。


先生から、注意事項などの説明を受けます。

作り方の模範が示されます。


釣針や羽根を取り出します。


最初の工程を行っています。

次は羽根を付ける工程にうつります。

羽根が束ねてあるものを壊さないように釣針に付けます。
生徒諸君は、興味を持って聞いています。

バラバラになった羽根。。。。。
先生が直していきます。
手慣れていますね。

出来栄えを確認してもらいます。
残念ながら、締め付けが弱くやり直しとなる場合もありました。


自分の作った道具で、大きなかつおが釣れると良いですね。
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