静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

潜水講習 学科

2024年07月05日 13時11分09秒 | 実習
7月1日
今週は潜水講習です。
最初に使用機材の説明や取扱、潜水時に起こる様々な変化などの潜水に必要な知識を習います。
マスクとスノーケル。
水中での視覚と呼吸を確保する機材です。
それぞれに使い方のコツがあります。
上手く扱えると楽に泳ぐことができます。

タンクから空気を供給するレギュレーターや浮力を調節するBCなどの機材の取り扱いを習います。

レギュレーターにより呼吸を確保して潜る場合の注意点も習います。
圧力と体積の関係、圧力が2倍になれば体積は2分の1になる。
ボイル・シャルルの法則です。
水中における圧力は、10m潜る毎に1気圧増えていきます。
すなわち、水深10mの場所は2気圧、水深30mの場所は4気圧となります。
水深30m(4気圧下)での3,000mlの空気を吸った場合、”空気を吐かず”に水深10m(2気圧下)まで移動すると。。。。。。
 3,000mlの空気は、圧力が2分の1になることで倍の体積である6,000mlになります。
肺が破裂する可能性があるとても危険な行動となります。
慌てて急浮上しない(緊急時を除く)、浮上時は息を吐く(普通の呼吸をする)ことが大事になります。

久しぶりの物理?の講義ですが、命に係わる内容ですのでしっかりと覚えてください。

明日、明後日は、潜水機材を付けてプールで泳ぎます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 就職懇談会 | トップ | 潜水講習 プール実習 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

実習」カテゴリの最新記事