静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習の状況報告(11月28日)

2021年11月29日 17時22分36秒 | R3遠洋航海実習

遠洋航海実習の10日目。

実習船「やいづ」は、米国領マリアナ諸島の200海里水域内を航行しており、操業している疑念を持たれないよう終日船内活動となっているようです。

生徒の日誌によると、28日正午時点での風力階級は「5」とのこと。

風力階級表によると、「5」は名称が「疾風」、風速8~10.7m/s、海上では白波がたくさん現れ、しぶきがたち始める状況とされています。
うねりもあり、船の揺れも相当程度あるものと推測されます。

生徒の多くが船酔いで苦しんでいる姿が想像され、早く焼津に帰りたいというのが本音のようです。
この苦しみを乗り越え、自信をつけてから帰ってきてほしいです。

主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。

【実習・課業の具体的な内容】
 自主課題学習

【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】
「今日は、マリアナ海峡に入っている為、外での活動は出来なく中で、一日自習だった。
船酔いでほとんどの人がつぶれている中、頑張って自習をしている人がいたけど、そのままつぶれている人が多くいて残念だった。
明日から操業が始まるので酔っている人が居ても全員頑張って動いてほしい。
船酔いはすぐになれると、大村先生が言っていたのでその言葉を信じて、テキパキ行動したいと思っている。
自分は将来、遠洋マグロに乗りたいと思っているので、早く船酔いに慣れて、就職に向けて勉強も頑張りたいと思っています。
マグロ船が、行くところは、波が10mと聞いたのでこのくらいの波で酔っていたら、職場に行っても全然動けないと思うので、頑張りたい。
そして大きな鰹を多く釣って、早く焼津に帰りたい。一カ月はあっという間なのか疑問に思う。」


※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
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