静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

全寮制と乗船実習の生徒心得

2012年10月23日 09時30分00秒 | 学園紹介
入学後、生徒が一番最初に戸惑うことは、学園生活、寮生活の規則や制約の多さではないでしょうか。
特に今年は、こんな厳しくてはやっていけないと思った生徒もおり、入学後最初の1週間で2名の生徒が学園を去っていきました。
今年のようなケースは本当にまれですが、十分な事前説明と指導ができなかったことを反省しています。

海という厳しい自然環境の中で、また、船という限られた空間の中で、仲間とどう過ごすべきか考えた時、
仲間と協調性ともって行動できること、責任ある行動をとれることは、とても大切なことです。
海では、一人でも身勝手な、無責任な行動をした時には、仲間全体に迷惑をかけるばかりか、極めて危険な状態になりかねません。

この大切な、海で働くために欠かせない協調性と責任感を養うために、漁業高等学園は全寮制になっています。
寮生活がキチンとできれば、乗船実習に問題なく入っていけますし、就職してからも困らないはずです。
ここでは、平成24年度「乗船実習のしおり」から生徒が守るべき心得を紹介します。


乗船実習の生徒心得

1 実習生に対しても船員法が準用されるため、船内秩序の維持と安全航行の遂行をもって、実習航海の目的達成に努めること。
2 船長並びに指導教官の実習上の命令は厳守し、かつ命ぜられたことは、快く遂行すること。
3 緊急事態の発生に際しては、船長並びに指導教務の指示に従い、常に冷静沈着に行動しなければならない。
4 許可されたもの以外の物は船内に持ち込まないこと。
5 当直、日直の服務、その他実習を怠らないこと。
6 実習生として好ましくない言葉づかい、行動及び態度を取らないこと。



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