静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

お手紙紹介

2016年07月07日 11時03分31秒 | その他

皆さん、暑いですね。
今日は朝の7時に出発、ダイビングのメッカ大瀬崎で実習をしているので、園長は一人留守番です。
せっせと、7月23日から実施する土日の開催の学園紹介の準備しています。
この天気でダイビングの練習なんて最高ですね!私以外の人たち...

大瀬崎の様子は後日お知らせするとして、今日は別件です。

卒業生の保護者の方からいただいたお手紙を紹介します。遠洋カツオ一本釣り漁船で、海に出ている本人に代わり、お母様が学園にお手紙をくださいました。


仕事では厳しいこともありますが、それに耐えてがんばっている様子が目に浮かびます。学園を巣立ち、元気に羽ばたいている卒業生に我々も励まされます。

【外国人船員と日本人船員】
お手紙にもありましたように、現在の遠洋漁業では外国人船員が多く乗船しています。彼らは、母国で日本語や、漁業の基本的な仕事も勉強してきます。

それでも日本人の漁船員は必要で、当学園にも多くの求人があります。
ただし、日本人には高い給料を払うので、求められるものが違います。
それは海技士などの資格をもっていることや、外国人船員の上に立つ幹部になれる人材です。
同じ遠洋カツオ一本釣りでも、ヒラの甲板員から機関長、船長、漁労長と役職が上がれば、給料も上乗せされます。
学園でも、「単に漁船員に就職できれば良い」と言うことではなく、幹部になれる人材を育てることを目指しています。
それが静岡県の漁業の反映につながると思っています。

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