静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

いいさかなの日! やさかなプロジェクト!!

2024年11月07日 09時19分52秒 | その他
11月3日
今日は「いいさかなの日」です。

漁業に関わる人々にとって、消費者の皆様に積極的に魚を選択し、食べていただくことはとても重要です。
水産庁は、水産物の消費拡大を官民協働で推進するための活動強化週間として毎月3日~7日を「さかなの日」に制定しました。
1年の中でも11月は「いいさかなの日」となっています。

「さかなの日」のコンセプトは「おいしい×サステナ=いい未来」です。
水産資源(食用とされる魚介類などの漁業対象となる生物のことを指します)は、繁殖して次世代を作り、それが成長して再び親となって繁殖行動を取るを自然環境の中で繰り返しています。
水産資源は、適切に漁獲すれば、上記のサイクルを乱すことが無いため利用し続けることができる持続可能な資源です。
すなわち、持続可能な資源である水産物を選択し食べることは、SDGsの「持続可能な生産消費形態を確保する」(目標12)消費行動となるのです。
「おいしい水産物を食べることが持続可能な社会に貢献する。」面白い視点ですね。

ここでは、沼津にあるスーパーマーケットで開催された「いいさかなの日」イベントを簡単に紹介します。
それは、「やさかなプロジェクト」です。
「やさかなプロジェクト」は、静岡県おさかな普及協議会(静岡県漁連)、キユーピー株式会社、静岡県がタッグを組んだ取組で、手軽に魚と野菜を食べられる「やさかなメニュー」を提案し、消費者の皆様に魚と野菜を食べることを習慣としてもらうことが狙いです。
イベントでは、カツオのたたきと生野菜にドレッシングで味付けしたものが試食できました。
調理の工程を書くと、カツオのたたきを買い好きな大きさに切ってから生野菜の上にのせてドレッシングをかけるだけ。。。ただそれだけです。
生野菜もパック入りなどですぐに食べられる状態のものを購入すれば、ものの数分でおいしい1品が完成します。
また、ドレッシングの種類変えて好みの味付けを見つける楽しみもあります。

「やさかなプロジェクト」の特設ブースでは、カツオのたたき、マグロの切り身などの水産物とキューピーのドレッシングが販売用に置かれていました。
さらに、等身大のキューピーちゃんがいらっしゃり、一緒の写真を取りたい方々に大人気でした。
水産物消費の弱点である「調理に手間がかかる」、「後片付けが面倒くさい」などの調理にかかる作業を少なくする。素晴らしい発想ですね。
自分の食事の参考にさせていただきます。



今回は、学園行事から少し離れた内容となりました。
持続可能な産業である漁業で獲られた水産物を消費することで持続可能な社会に役立つ。
読者の皆様も水産物をいっぱい食べましょう。

最後に「いいさかなの日」や「やさかなプロジェクト」に興味を持たれた方は、これ以外にも多くの活動が各地で行なわれいますので、「いいさかなの日」や「やさかなプロジェクト」で検索していただき取組内容やイベント情報を御確認ください。

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