11月11日
第55期生にとって、最後の施設見学です。
見学先は、水産・海洋技術研究所浜名湖分場とヤマハ発動機(株)コミュニケーションプラザです。
〇 水産・海洋技術研究所浜名湖分場
浜名湖分場では、浜名湖や遠州灘の漁業や養殖業についての研究や研究成果などを漁業者に普及する役割を持っています。
浜名湖での漁業は、アサリを採る採貝、魚や甲殻類を獲る小型定置(かくだて網)や刺網、シラスウナギの採捕などがあります。
また、カキやノリの養殖業があります。
遠州灘の漁業は、シラス(いわし類)船びき網、カツオやトラフグなどを狙った釣りなどがあります。
講義では、浜名湖の環境や漁業についての紹介がありました。
少し横道にそれて養殖産物の紹介です。
浜名湖産のカキは、加熱しても身の縮みが少なくプリっとした食感で、アジが濃厚なのが特徴です。
養殖されているノリの大部分はアオノリです。
生食用の他、クロノリと混ぜて板状にして販売されています。
浜名地区の方にとっては、お正月にこの混ぜ海苔が無くてはならない品となっています。
味はクロノリ、香りはアオノリと、2種類のノリの良い所を合わせたものです。
新物は、12月中旬頃から市場に出回ります。
浜名湖産のカキとノリ、見かけることがありましたらご賞味ください。
浜名湖分場には、浜名湖体験学習施設ウォットが併設されています。
ウォットは、規模の小さな水族館ですが、浜名湖の魚や生き物をみたり、さわったりができる施設です。
工夫を凝らした展示がされていて、見る者を楽しませてくれます。
浜名湖周辺を訪れた際には、是非見学してください。
詳細は「ウォット」で検索してください。
〇 ヤマハ発動機(株)コミュニケーションプラザ
2ストロークエンジンの分解組立をしました。
2ストロークエンジンの分解組立をしました。
先生の講義のあと、実際に分解していきます。
先生の補助を受けながら、分解、組み立てをしていきます。
機関の生徒は、普段扱っている大型エンジンとのサイズ差を感じながら楽しく作業をしていました。
航海に生徒は、慣れない手つきながら作業を進めていました。
最後に、バイクに乗せて(動かしません)いただきました。
息抜きの時間も楽しそうですね。
今回の見学は、多くの生徒が、これまでで一番面白かったとの感想を持ちました。
水産・海洋技術研究所浜名湖分場の鈴木さん、ヤマハ発動機(株)コミュニケーションプラザの皆様、見学や実習の対応ありがとうございました。