静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

実習船「わかたか」の上架

2022年02月22日 18時43分21秒 | 実習船「わかたか」

学園には、専用の実習船「わかたか」があります。

今回、毎年一回行っているペンドック(船の外装のペンキを塗り直す)のため、上架(陸揚げ)しました。

上架は、船を台船に乗りあげさせて、その台船を引っ張り上げる方法で行います。
台船に真っ直ぐに乗せるのは技術が必要で、台船に乗せた後は、引き上げる途中で倒れたりしないよう、両側からクサビをかませながら慎重に引き上げていきます。

プロペラにはフジツボなどが多く付着しています。
このままにしておくと、船の推進力が大きく減少し燃費も悪くなるので、上架の際に取り除きます。

また、喫水線付近は油膜などによる汚れがひどいので、専用の洗剤とデッキブラシでこすって汚れを落としました。

きれいになったところで学園に戻り、汚れたカッパ類をきれいに洗って、この日の作業は終了しました。

この後は、船体を自然乾燥させ、専門業者に依頼して塗り直しが行われます。

 

※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 網実習 その7 たも網の製作 | トップ | 地域の清掃奉仕活動 その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

実習船「わかたか」」カテゴリの最新記事