学園には、専用の実習船「わかたか」があります。
今回、毎年一回行っているペンドック(船の外装のペンキを塗り直す)のため、上架(陸揚げ)しました。
上架は、船を台船に乗りあげさせて、その台船を引っ張り上げる方法で行います。
台船に真っ直ぐに乗せるのは技術が必要で、台船に乗せた後は、引き上げる途中で倒れたりしないよう、両側からクサビをかませながら慎重に引き上げていきます。
プロペラにはフジツボなどが多く付着しています。
このままにしておくと、船の推進力が大きく減少し燃費も悪くなるので、上架の際に取り除きます。
また、喫水線付近は油膜などによる汚れがひどいので、専用の洗剤とデッキブラシでこすって汚れを落としました。
きれいになったところで学園に戻り、汚れたカッパ類をきれいに洗って、この日の作業は終了しました。
この後は、船体を自然乾燥させ、専門業者に依頼して塗り直しが行われます。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます