(承前)
永青文庫を出て、右側に折れると、急な下り坂になっている。
「ブラタモリ」第1回にも登場した「胸突坂」である。
神田川の北側は台地になっており、永青文庫や目白台図書館などは台地の上にある。台地と神田川の間は、急な段差になっているのだ。
この坂も、あまりに急なので、自動車は通れない。
坂の中腹には「芭蕉庵」がある。俳句の芭蕉がかつて住んでいたという。
神田川。
信じられないくらい深いところを流れている。
この水量に対して、堤防の高さが大げさであるように感じられるのだが、ゲリラ豪雨などがあると、たちまちのうちに水位が上がってくるので、これぐらい大げさな構えにしておいて良いらしい。
神田川を渡ったあたりは、小さな印刷会社があったり、夜食を食べに行ったラーメン店があったり、30年前とあまり変わっていないのがうれしい。
大学のキャンパスに巨大なホテルが建っているのには驚いたが。
雨がやまないので、途中の手芸店の店頭にあった折り畳み傘を購入した。
きょうは日曜なので、ふだんは学生でにぎわっていそうな街角も、ひっそりとしている。
早稲田駅にようやく到着し、地下鉄の東西線に乗って、竹橋へ。
東京国立近代美術館へと向かう。
ここで約4時間も費やすことになるのである。
永青文庫を出て、右側に折れると、急な下り坂になっている。
「ブラタモリ」第1回にも登場した「胸突坂」である。
神田川の北側は台地になっており、永青文庫や目白台図書館などは台地の上にある。台地と神田川の間は、急な段差になっているのだ。
この坂も、あまりに急なので、自動車は通れない。
坂の中腹には「芭蕉庵」がある。俳句の芭蕉がかつて住んでいたという。
神田川。
信じられないくらい深いところを流れている。
この水量に対して、堤防の高さが大げさであるように感じられるのだが、ゲリラ豪雨などがあると、たちまちのうちに水位が上がってくるので、これぐらい大げさな構えにしておいて良いらしい。
神田川を渡ったあたりは、小さな印刷会社があったり、夜食を食べに行ったラーメン店があったり、30年前とあまり変わっていないのがうれしい。
大学のキャンパスに巨大なホテルが建っているのには驚いたが。
雨がやまないので、途中の手芸店の店頭にあった折り畳み傘を購入した。
きょうは日曜なので、ふだんは学生でにぎわっていそうな街角も、ひっそりとしている。
早稲田駅にようやく到着し、地下鉄の東西線に乗って、竹橋へ。
東京国立近代美術館へと向かう。
ここで約4時間も費やすことになるのである。
(この項続く)
この東京シリーズ、面白いです。
やはり住んでいたという経験が、話に深みを増すんですね。
私も関東圏には半年ほど住んでいたのですが、相模原市の端っこだったので、今となってはもう記憶も定かではありません。
私はそんなに早く起きられないです。
自分としてはそれほど深みがあるとも思えないんですが…(苦笑)。
また、書きさしにならないよう、近美のフジタと、森美の村上隆を、がんばります。