ちょっと前に書いたエントリを最近ちょこちょこ手直したり、追記したりしています。
■ゴヤ「巨人」実は弟子作品?プラド美術館は「調査中」
●札幌市写真ライブラリー説明会、2月4日
話は変わりますが、東京で見た写真展が良かったので、札幌市中央図書館の「川田喜久治写真集」を借りてきました(冒頭の画像)。
岩波のシリーズ「日本の写真家」は、分量的に物足りないけれど、でも、ないよりはいいです。
表紙は、ラッキーストライク(タバコ)が風化していく1枚。
そこに「アメリカ」や「戦後」の寓意をみることは、可能でしょう。
写真集には、コカコーラの瓶が何本も砂に埋もれているさまを撮った1枚もあります。
写真展では「地図」の時代が中心で、全点がシャープなモノクロでした。しかし、この写真集には、西洋の奇抜な城や庭に粘り強くレンズを向けた連作や、ゴヤをもじった戯画的な「ロス・カプリチョス」のシリーズなども収められており、この写真家の振幅の広さには心からおどろかされました。
とくに、巻末に数点ある「ラスト・コスモロジー」は、ほんとうにすごい。
でも、なにがすごいのかを、筋道立って説明することは、きわめて困難です。安直に、ドラマチックに盛り上げることはしてないから。
ただ、筆者が得た印象としては、これらの風景が、人類が滅ぶ前日に地球の各地で撮影したものだと言われれば、そうかなと思うほど、なにか陰惨さとかなしみに満ちているような気がするのです。
どうしてと問われても困るのだけれど。
ところで。
いまは、地下鉄大通駅のコンコースにある交通局のコーナーで、本の予約や借り受けができるんです。
図書館まで足を運ぶ必要がないわけで、べんりな世の中になりました。
■川田喜久治作品展「遠い場所の記憶:メモワール1951-1966」 09年東京(11)
■ゴヤ「巨人」実は弟子作品?プラド美術館は「調査中」
●札幌市写真ライブラリー説明会、2月4日
話は変わりますが、東京で見た写真展が良かったので、札幌市中央図書館の「川田喜久治写真集」を借りてきました(冒頭の画像)。
岩波のシリーズ「日本の写真家」は、分量的に物足りないけれど、でも、ないよりはいいです。
表紙は、ラッキーストライク(タバコ)が風化していく1枚。
そこに「アメリカ」や「戦後」の寓意をみることは、可能でしょう。
写真集には、コカコーラの瓶が何本も砂に埋もれているさまを撮った1枚もあります。
写真展では「地図」の時代が中心で、全点がシャープなモノクロでした。しかし、この写真集には、西洋の奇抜な城や庭に粘り強くレンズを向けた連作や、ゴヤをもじった戯画的な「ロス・カプリチョス」のシリーズなども収められており、この写真家の振幅の広さには心からおどろかされました。
とくに、巻末に数点ある「ラスト・コスモロジー」は、ほんとうにすごい。
でも、なにがすごいのかを、筋道立って説明することは、きわめて困難です。安直に、ドラマチックに盛り上げることはしてないから。
ただ、筆者が得た印象としては、これらの風景が、人類が滅ぶ前日に地球の各地で撮影したものだと言われれば、そうかなと思うほど、なにか陰惨さとかなしみに満ちているような気がするのです。
どうしてと問われても困るのだけれど。
ところで。
いまは、地下鉄大通駅のコンコースにある交通局のコーナーで、本の予約や借り受けができるんです。
図書館まで足を運ぶ必要がないわけで、べんりな世の中になりました。
■川田喜久治作品展「遠い場所の記憶:メモワール1951-1966」 09年東京(11)
今は自宅のパソコンから予約できますよ。
指定の図書館・図書室に届けてもらえて
到着もメールで報せてくれます。
但し一人10件までの予約制限があるので
「食堂かたつむり」なんて人気のある
書籍を入れちゃうと、いつまでたっても
予約が減りません、、、。
さて今週土曜日、御社で校閲をされてる
Kさんと同席するような気がします。
えーーーー、以下削除。
でも、ほんとに便利な世の中になりましたねー。
もっと図書館の近くに住めば良かったなあと思いましたが、大通のカウンターが職場に近いので重宝してます。