
(承前)
※訂正とお詫び。この作品名を「風のメロディー」 と誤記しましたが、正しくは「風のエチュード」でした。おわびして訂正いたします。
札幌市南区石山にアトリエを構える彫刻家、浅井憲一さんの作品。
苫小牧のメインストリートである国道36号沿いの角にあります。
(実は最初に苫小牧の野外彫刻を探し始めたときは、見つけることができなかったのでした)
少女が一輪車を乗り回していて、躍動感にあふれています。
彫刻はいうまでもなく、静止しているものですが、これほど「動き」を感じさせる作品もめずらしいのではないかと思います。
両腕を違う方向に、いっぱいにのばしているので、見る角度によって形態がガラリと変わるのが特徴です。

近くには、宮澤賢治の「牛」の詩碑もあります。
賢治は花巻の農業学校で教師をしていた頃、修学旅行の引率で、樺太と北海道を訪れています。
苫小牧にもこのとき立ち寄っているとのことです。
この苫小牧シリーズは、いったんこれで終了です。
駅前通にもかなりの数の野外彫刻があるらしいので、何年先になるか分かりませんが、機会があれば探ってみたいものです。
□浅井憲一 AZプロジェクト http://www5f.biglobe.ne.jp/~az_asai/
関連記事へのリンク
■浅井憲一作品展 イキノアリカ(2019年4~5月)
浅井憲一「メロディ」 苫小牧の野外彫刻 (6)
■ 浅井憲一展「美しい影」 (2018)
■浅井憲一 トルソー むこうがわの風景 (2016)
■浅井憲一作品展 夢の中 (2014)
■浅井憲一展-むこうがわの風景 (2013)
【告知】浅井憲一作品展 むこうがわの風景 (2012年7月11~16日、札幌)
浅井憲一「夢の中」 ハルカヤマ藝術要塞
浅井憲一さん、東京の個展報告会(2009年)
■鉄 強さとやさしさの間で(2007年、画像なし)
■春展-浅井憲一・幸子作品展(2007年)
■2004年11月の個展
■同3月の個展(画像なし)
■03年の個展
■02年の個展
「川」 釧路の野外彫刻
※訂正とお詫び。この作品名を「風のメロディー」 と誤記しましたが、正しくは「風のエチュード」でした。おわびして訂正いたします。
札幌市南区石山にアトリエを構える彫刻家、浅井憲一さんの作品。
苫小牧のメインストリートである国道36号沿いの角にあります。
(実は最初に苫小牧の野外彫刻を探し始めたときは、見つけることができなかったのでした)

彫刻はいうまでもなく、静止しているものですが、これほど「動き」を感じさせる作品もめずらしいのではないかと思います。
両腕を違う方向に、いっぱいにのばしているので、見る角度によって形態がガラリと変わるのが特徴です。

近くには、宮澤賢治の「牛」の詩碑もあります。
一ぴきのエーシャ牛が
草と地靄に角をこすってあそんでゐる
うしろではパルプ工場の火照りが
夜なかの雲を焦がしてゐるし
低い砂丘の向ふでは
海がどんどん叩いてゐる
しかもじつに掬っても呑めさうな
黄銅いろの月あかりなので
牛はやっぱり機嫌よく
こんどは角で柵を叩いてあそんでゐる
賢治は花巻の農業学校で教師をしていた頃、修学旅行の引率で、樺太と北海道を訪れています。
苫小牧にもこのとき立ち寄っているとのことです。
この苫小牧シリーズは、いったんこれで終了です。
駅前通にもかなりの数の野外彫刻があるらしいので、何年先になるか分かりませんが、機会があれば探ってみたいものです。
□浅井憲一 AZプロジェクト http://www5f.biglobe.ne.jp/~az_asai/
関連記事へのリンク
■浅井憲一作品展 イキノアリカ(2019年4~5月)
浅井憲一「メロディ」 苫小牧の野外彫刻 (6)
■ 浅井憲一展「美しい影」 (2018)
■浅井憲一 トルソー むこうがわの風景 (2016)
■浅井憲一作品展 夢の中 (2014)
■浅井憲一展-むこうがわの風景 (2013)
【告知】浅井憲一作品展 むこうがわの風景 (2012年7月11~16日、札幌)
浅井憲一「夢の中」 ハルカヤマ藝術要塞
浅井憲一さん、東京の個展報告会(2009年)
■鉄 強さとやさしさの間で(2007年、画像なし)
■春展-浅井憲一・幸子作品展(2007年)
■2004年11月の個展
■同3月の個展(画像なし)
■03年の個展
■02年の個展
「川」 釧路の野外彫刻
苫小牧市内 野外彫刻のシリーズを楽しませていただきました。ありがとうございます。苫小牧市美術開催中の半谷学展に行き、野外彫刻も見てこようと思います。苫小牧市は東西に広がっている街なので出光カルチャーパークエリアと苫小牧駅前広場の彫刻ぐらいです。
別ブログ掲載(中湧別その1)の画像2枚目に、蛇の散歩ですか?こわいですね。
遠軽方面の地域の特徴や歴史について、これからも楽しみにしています。
ただ、最近はバスばかりで、JRに乗って行くことがほとんどなかったので、駅周辺の様子がわかりません。
そうこうしているうちに、しばらく苫小牧を訪れる機会もなくなったようです。
この作品は、
「風のエチュード」
と言います。(*^^*)~♪♪♪