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北海道美術ネット別館

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夕張市美術館、存続か

2007年02月14日 10時36分31秒 | 新聞などのニュースから
 11日から“最後の展覧会”となる「Finish and Begin」が始まった夕張市美術館ですが、一転、存続の可能性が出てきました。
 テレビニュースや新聞各紙で報じられているとおり、夕張市の観光施設の運営受託先が、道内でこれまで数々のリゾート再建に力を発揮してきた加森観光に決まったのですが、同社は、市美術館の運営も引き受ける方針を表明しているのです。
 以下、北海道新聞2月14日朝刊1面の、最初の段落のみ。

【夕張】財政再建団体となる夕張市の観光施設の売却・委託先について、市の選定委員会(委員長・河西邦人札幌学院大教授)は十三日、公募対象二十九施設のうち主要十七施設を、道内観光大手・加森観光(札幌、加森公人社長)に運営委託することを決めた。加森社長は同日の記者会見で、公募対象外の市美術館なども含め、大半の観光施設の運営を担う考えを示した。


 朝日新聞の同日の道内版トップには、次のようなくだりもあります。

 記者会見した加森社長は、「空港などからのアクセスが良く、夕張そのものが観光資源。(中略)」。中でも市美術館も「ぜひ残させて欲しい」と希望を伝えた。


 しろうとの目から見ると、夕張の観光施設も美術館も採算なんてとれるんだろうかと、正直なところ思ってしまうわけですが、あの加森が成算ありと踏んでいるわけですから、きっとだいじょうぶなんでしょうね。
 ただ、「2000円の1日券じゃなきゃ美術館に入れない」-というのは、ナシにしてほしいです(あるいは加森ならやりかねない)。

(再追記 2月19日) 「夕張! ファイト!」ブログへのリンクは削除しました。ブログの維持費として年1万円の寄付を募っていると、当のブログに書いてあったためです(ブログの維持にそんなにかかるはずがない)。
 それにしても、このエントリにまったくコメントがつかないのは不思議です。


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