北海道美術ネット別館

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2009年4月4日の足取り(1)

2009年04月05日 12時11分54秒 | つれづれ日録
続き)

 夕べはくたびれきっていて、概要だけを書いて、ねてしまったので、すこし詳しく書く。
 それにしても、まだ疲れがとれていない。
 過去の日記を見ると、20カ所もまわったのは、ほぼ1年ぶりのようだ。

 ギャラリーエッセの澁谷俊彦展は2度目。
 夜のあかりの下で見るのと、太陽光が入る環境で見るのとで、どうちがうのかを確かめておきたかったのだ。
 そんな気持ちにさせる美術展というのは、すごくめずらしいと思う。
 本日4月5日まで。これから駅周辺へ行く人はぜひどうぞ。

 紹介は別エントリで。


 つづいて、石の蔵ぎゃらりいはやしへ。
 ここは、ギャラリーは午前11時から午後7時までだけど、喫茶のほうは午前10時-午後8時と、営業時間が長い。
 ギャラリーはさいきん、衣服系の発表が多くて、どうも足が遠のいている。

 アタマをすっきりさせたくて、アイスコーヒーを飲みたかったのだ。

 画家のHさんがやってきて、やっぱりアイスコーヒーを註文する。これから札幌ドームへファイターズ戦を見に行くのだそうだ。

 道銀札幌駅前支店では、川柳の展覧会。
 美術ではないが、短冊に書かれている川柳は悪くない出来のものが多い。
 
 ロフトの無印良品に寄ったあと、札幌時計台ギャラリーへ。
 外山欽平油絵個展佐藤仁敬個展は別項で。

 もう1室、松本哲展は、紙に描いた抽象の平面数点と、紙によるインスタレーション。
 まるく数センチほどにちぎった大量の紙を床にまきちらしたものが手前にあり、その奥には、もうすこし大きく、長方形にちかいかたちにちぎった紙を、数十枚ずつ束ねて床に立たせている。
 いずれもクリーム色で、着彩はされていない。
 そうか。紙が1枚ならとても床の上には立たないけれど、何枚もまとめると立つのだなあ。
 もちろん、紙の厚さにもよるし、この作品の紙はいちどまるめたようなしわがあるので、よけい立ちやすいのだろうけど。
 松本哲さんは道内の方ではないようだ。


 ギャラリー大通美術館。

 「カルチュレ」の3人は、以前北海学園大の教壇に立ち、ベストセラー「ゴッホの遺言」の著者として知られる小林英樹さんに絵を習っていた人たち。小品ばかりだが、日本的なテイストがまったく感じられないのはおもしろい。


(この項続く)


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