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東洋カメラハウスの陶芸展に行ってみた 2021年8月11日は3カ所(1)

2021年08月12日 07時47分26秒 | つれづれ日録
(承前)

 朝はブログを書いて、午前11時ごろ出発。

 荷物を札幌駅のコインロッカーに預け、まず駅北口の「東洋カメラハウス」(北区北7西5)へ。
 本日から「土居万里子作陶展」が始まりました(15日まで)。

 カメラハウスという名がついていますが、写真屋としての営業はすでに終わっており、現在は1階にカフェバーやレンタルスペース、2階には美容院などが入居しています。
 ふだんは南区藻岩下のアトリエポムを拠点に陶芸に取り組む土居さんの個展は、レンタルスペースで開かれています。
 真っ青な美しい瑠璃色の釉薬や、トルコ青の釉薬を用いた器のほか、暖色系のあたたかみある食器、箸置き、リンゴ型の皿などもありました。



 会場の奥は庭になっていて、ウッドデッキがせり出し、小さな池もしつらえられています。
 バーベキューなどもできそうです。

 この会場は、北8条通りに面しています。
 ヨドバシカメラマルチメディア札幌の1本北側で、西5丁目通りとの交叉点にはセイコーマートがあり、非常に交通量の多い道路です。そんな繁華な一帯に、緑に囲まれた庭があるとは、驚きでした。
 (この道路より北側には北大キャンパスが広がっており、車が東西を抜けて走れる道路が北18条のエルムトンネルまで1キロ以上無く、そのため交通量が多い)


 無い物ねだりを言えば、レンタルスペースは、右手の石倉ではありません。
 それでも十分に、年月の重みが感じられる建物です。
 実はこの蔵、2007年から10年まで北区北7西6に「クラフトAger(アゲル)」を開いていた舟見優子さんが周辺をロケハンしていて目を付けていた建物だというお話をうかがったことがあります。もし改装が実現していれば、石の蔵ぎゃらりぃはやしと並ぶ、札幌駅北口の二大石倉ギャラリーになっていたかもしれません。
(その後、アゲルは何度か移転し、現在は函館に移っているそうです)




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