
10月21日(金)、おそらく疲労から仕事のミスが続き、これ以上会社にいても良いことないな~と思い、6時半ごろ退社。
ふと気づいて、札幌グランドホテルのグランビスタ・ギャラリーサッポロに立ち寄り「床ヌブリ展―木に宿るカムイたち」を見ました。
このギャラリー、土日祝日休みで、フライヤーや案内状も配らないため、知らない人もいそうですが、今回は見ないと損だと思います。
アイヌ民族で木彫というと、砂澤ビッキはもはやアイヌ木彫の領域を超えているので別枠として、この床ヌブリもすごい力量の持ち主です。
フクロウや「チキサニ・カムイ(ハルニレの神)」など、木に逆らわない自然なカーブを有し、まさに借り物でない、アイヌ民族が自らの世界観に魂を泳がせて作った作品だということが感じられます。
31日まで。午前11時~午後7時。
22日(土)。
仕事は休み。
疲労がたまり、昼まで爆睡。
これでは先週の轍を踏んでしまいます。
スマートフォン用アプリの「乗換案内」で検索したら、うまい時間に、「中島公園入口」でバスを乗り換えてギャラリー門馬に行けることがわかったので、1時ごろバスで出発することにしました。
バスは最大45人が乗車し、土曜午後なのにやたらと込んでいます。
ところが、中島公園入口で降りてみると、ジェイ・アール北海道バスの山鼻循環線が出るのは、5分後ではなく40分後だと、停留所の時刻表に書いてあります。
使えねー!
(知ってたけど。こんな単純ミスまであるとは)
計画外でしたが、停留所から近い TO OV cafe / gallery(ト・オン・カフェ)に出向き、いちばん早く用意できるランチメニューとして「ハッシュドビーフ」を食べ、瀬川綺羅個展「room MAYU」を見ました。
楽しいインスタレーション。23日で終了。
カウンターにR さんがいて、楽しくも怖い話をしていました。
さて、出直して、中島公園駅前からジェイ・アール北海道バスの山鼻循環線に乗ります。
「啓56」で、旭丘高校前まで行くのかと期待していたら、途中で左折したので「啓66」と気がつきました。
南11条西22丁目で降車。
階段をのぼり、雪虫をかき分けるように、ギャラリー門馬へ。
伊藤光恵 加藤祐子 下村好子「3人の糸のかたち」。(23日で終了)
3人ともさかんに活動してきたテキスタイル作家しただけに、見応えがありました。
ロードコーンのKさんとその息子さん(スーツを着ていましたが、中学生になっても父親のギャラリー巡りにつきあっているなんて、おもしろいな)と会いました。
旭丘高校前でバスを待っていると、時間を過ぎてもバスが来ません。
そのうち反対側の停留所に高校生が並び始めたので、思い切ってそちらに行くと、円山公園駅まで早く着くバスがやって来て、乗ることができました。
大通西25丁目で降りて、ギャラリーレタラへ。
高橋靖子展。40年前の具象画や、2002~20年の作を並べ、ちょっとした回顧展的な構成でした。
画家のKさん、高橋さんと並ぶ自由美術の大ベテランSさん、新道展のTさんにお会いしました。
すこし時間があったので、閉店を発表したばかりの「らくだや」へ。
半額セールが始まっていました。
内田百閒「東京日記 他六篇」、金子光晴「ねむれ巴里」「西ひがし」「マレー蘭印紀行」「どくろ杯」、井上ひさしエッセー集「パロディ志願」「ジャックの正体」「さまざまな自画像」、唐木順三「あづま みちのく」「続 あずま みちのく」とつい10冊も買ってしまいました。これで1100円!
最初の1冊が岩波文庫のほかは、偶然すべて中公文庫でした。
円山第一鳥居からバスに乗ろうとしたら、コロナ禍による減便のためか、いまは1時間に4本ぐらいしか走っていないことを知ってがっかり。
そうしたら、もう出てしまったはずのジェイ・アール北海道バスが向こうから走ってくるのが見えるではありませんか。
無事に乗って札幌駅へ。
家人と待ち合わせして、札幌シネマフロンティアで映画「線は、僕を描く」を見ました。
誘われたから見たので、たいして期待していなかったのですが、けっこう楽しめました。
この映画に描かれた水墨画の世界が、現実に即しているかどうかをカッコにくくって見れば、かなりよくできた脚本だと思います。
横浜流星・清原果耶の、非アイドルグループ系美男美女というのも、個人的には好感度大ですし。三浦友和が何演じてもうまいのはいうまでもありません。
江口洋介も含めて
「いや、こいつ、水墨画家とかに絶対見えないだろ」
という無理なキャストがいないのも良い。

うどん屋に寄って帰宅。
この日は3カ所で、計36カ所になりました。
これは日曜日、がんばってまわらなくては。
ふと気づいて、札幌グランドホテルのグランビスタ・ギャラリーサッポロに立ち寄り「床ヌブリ展―木に宿るカムイたち」を見ました。
このギャラリー、土日祝日休みで、フライヤーや案内状も配らないため、知らない人もいそうですが、今回は見ないと損だと思います。
アイヌ民族で木彫というと、砂澤ビッキはもはやアイヌ木彫の領域を超えているので別枠として、この床ヌブリもすごい力量の持ち主です。
フクロウや「チキサニ・カムイ(ハルニレの神)」など、木に逆らわない自然なカーブを有し、まさに借り物でない、アイヌ民族が自らの世界観に魂を泳がせて作った作品だということが感じられます。
31日まで。午前11時~午後7時。
22日(土)。
仕事は休み。
疲労がたまり、昼まで爆睡。
これでは先週の轍を踏んでしまいます。
スマートフォン用アプリの「乗換案内」で検索したら、うまい時間に、「中島公園入口」でバスを乗り換えてギャラリー門馬に行けることがわかったので、1時ごろバスで出発することにしました。
バスは最大45人が乗車し、土曜午後なのにやたらと込んでいます。
ところが、中島公園入口で降りてみると、ジェイ・アール北海道バスの山鼻循環線が出るのは、5分後ではなく40分後だと、停留所の時刻表に書いてあります。
使えねー!
(知ってたけど。こんな単純ミスまであるとは)
計画外でしたが、停留所から近い TO OV cafe / gallery(ト・オン・カフェ)に出向き、いちばん早く用意できるランチメニューとして「ハッシュドビーフ」を食べ、瀬川綺羅個展「room MAYU」を見ました。
楽しいインスタレーション。23日で終了。
カウンターにR さんがいて、楽しくも怖い話をしていました。
さて、出直して、中島公園駅前からジェイ・アール北海道バスの山鼻循環線に乗ります。
「啓56」で、旭丘高校前まで行くのかと期待していたら、途中で左折したので「啓66」と気がつきました。
南11条西22丁目で降車。
階段をのぼり、雪虫をかき分けるように、ギャラリー門馬へ。
伊藤光恵 加藤祐子 下村好子「3人の糸のかたち」。(23日で終了)
3人ともさかんに活動してきたテキスタイル作家しただけに、見応えがありました。
ロードコーンのKさんとその息子さん(スーツを着ていましたが、中学生になっても父親のギャラリー巡りにつきあっているなんて、おもしろいな)と会いました。
旭丘高校前でバスを待っていると、時間を過ぎてもバスが来ません。
そのうち反対側の停留所に高校生が並び始めたので、思い切ってそちらに行くと、円山公園駅まで早く着くバスがやって来て、乗ることができました。
大通西25丁目で降りて、ギャラリーレタラへ。
高橋靖子展。40年前の具象画や、2002~20年の作を並べ、ちょっとした回顧展的な構成でした。
画家のKさん、高橋さんと並ぶ自由美術の大ベテランSさん、新道展のTさんにお会いしました。
すこし時間があったので、閉店を発表したばかりの「らくだや」へ。
半額セールが始まっていました。
内田百閒「東京日記 他六篇」、金子光晴「ねむれ巴里」「西ひがし」「マレー蘭印紀行」「どくろ杯」、井上ひさしエッセー集「パロディ志願」「ジャックの正体」「さまざまな自画像」、唐木順三「あづま みちのく」「続 あずま みちのく」とつい10冊も買ってしまいました。これで1100円!
最初の1冊が岩波文庫のほかは、偶然すべて中公文庫でした。
円山第一鳥居からバスに乗ろうとしたら、コロナ禍による減便のためか、いまは1時間に4本ぐらいしか走っていないことを知ってがっかり。
そうしたら、もう出てしまったはずのジェイ・アール北海道バスが向こうから走ってくるのが見えるではありませんか。
無事に乗って札幌駅へ。
家人と待ち合わせして、札幌シネマフロンティアで映画「線は、僕を描く」を見ました。
誘われたから見たので、たいして期待していなかったのですが、けっこう楽しめました。
この映画に描かれた水墨画の世界が、現実に即しているかどうかをカッコにくくって見れば、かなりよくできた脚本だと思います。
横浜流星・清原果耶の、非アイドルグループ系美男美女というのも、個人的には好感度大ですし。三浦友和が何演じてもうまいのはいうまでもありません。
江口洋介も含めて
「いや、こいつ、水墨画家とかに絶対見えないだろ」
という無理なキャストがいないのも良い。

うどん屋に寄って帰宅。
この日は3カ所で、計36カ所になりました。
これは日曜日、がんばってまわらなくては。