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十勝へ(続き)。「帯広コンテンポラリーアート2016ヒト科ヒト属ヒト」の要点

2016年10月12日 01時00分00秒 | つれづれ日録
承前

 くわしくは追って書くけれど、これからヒト科ヒト属ヒト 帯広コンテンポラリーアート展2016へ行く方に、ヒントになりそうなことを、まとめておきます。

●駐車場は2カ所が指定されているが、JICAの駐車場の方が会場に近い。

●会場は、入り口からかなり遠く、歩いて10分余りかかる。
(なんとGoogle マップに掲載されていたので、スクリーンショットを載せておいたが、実際にはもっと奥)

●会場は広く、ほとんど未舗装なので、歩きやすい靴や服装が必須。秋なので虫は少ない。

●入り口にある白いテントで展示マップをもらうと便利。テント内には、アーティストがコンセプトを説明したファイルもあり、閲覧可能。

●白いテント内の伽井丹彌 か い あけ み さんの作品以外は、全て屋外に設置。

●筆者は1時間半ほどで全点を見終わった。

 こんなところでしょうか。

 会場はかなり広いです。
 市街地に隣接してこんなに広大な原野・森林が残されているのは、さすが十勝だと思いました。
 名前は「帯広の森」ですが、会場はうっそうとした森というよりも疎林や草原に近い部分が多いです。
 アート鑑賞とハイキングの両方をかねて楽しめるという感じです。

 ただし会場が広大で、作品が点在している分、作品の迫力が自然の美しさに負けているという印象もぬぐえません。
 それも悪いことではないのでしょうが。
 雑駁な感想で申し訳ありません。


 日が傾いてきたので、帰ろうかと思っていたのですが、伽井さんや、会場で偶然お会いした吉野隆幸さんから、「北のれんが」に行ってほしいといわれ、再び車を東の市街地へ走らせました。


「LIFE展2」と「北海道アールブリュット展2」を見ました。
 前者は、帯広の障害者支援施設「愛灯学園」と多機能型事業所「あいとう」の利用者による絵画などの展示で、自閉症児の制作に、帯広のUさんがかかわっているとのことで、会場にいらっしゃいました。
 今回の展示は、北海道アールブリュット展の巡回にあわせて開いたもので、実は道内の「アールブリュット」の実践に心から賛同しているというのとも、ちょっと異なる感じでした。

 しかし、アンケート用紙の
「この催しを何で知りましたか」
の回答例に、十勝毎日新聞はあるのに北海道新聞はなかったです。すごいね(笑)。

 午後5時過ぎ。
 日没の時間が迫っています。
 国道38号まで北上し、帯広音更インターから道東道に乗りました。
「十勝清水―占冠 渋滞12キロ」
という案内表示を見て、ヤバイと思いました。
 しかし日勝峠は通行止めですし、狩勝峠を回るとかえって遠回りになるように思えてなりません。

 十勝清水インターで高速を降りずにそのまま走っていると、ノロノロ運転の最後尾の車がともす赤いランプが見えてきました。
 ただし、事故などによる渋滞ではないので、完全に流れが止まってしまうことはあまりなく、十勝清水―トマム間は50分ほどで通ることができました。
 道内の高速道路で渋滞を体験できるなんて!
(べつにうれしくはない)

 土のうを積んだ箇所もあり、台風の害の大きさをあらためて感じました。

 しかし、片側1車線の高速道路で夜間、ずーっと運転を続けるのはつかれます。
(実は、道東道はトンネルが多く、むしろトンネル内の方が明るいため、そこでのろのろと走っているのは気分が楽でした)
 夕張インターで高速道路から降りて、国道274号で札幌に向かうことにしました。
 たぶん所要時間は、道央道経由でもそれほど変わりません。

 けっきょく自宅までは3時間50分かかり、さすがに疲弊したのでした。


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