北海道美術ネット別館

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焼き肉店のかな書

2010年01月27日 00時15分59秒 | 街角と道端のアート
 中央区の或る焼き肉店に行ったら、壁にかな書の額が掛かっていた。

 ガラスに照明が反射して見づらいけど
「こころの
 こもったお料理と

 心のこもった
 おもてなし」
と、前半は読める。

 後半は「お店」「こゑ」という字が読めるが、とうとう、なんと書いてあるかは判読できなかった。

 これはひとえに自分の素養が無いためであるが、しかし筆者以外の現代人みなが、すらすらと読めるものだとも思えない。
 ぱっと見ると、絵画のようであるため、むしろインテリアとかデザインに向いているのだろう。
 Tシャツに英文がデザインされるのと似ているような気がする。

 これが漢字書だったら、どうだろう。

 漢字書はかなに比べるとたしかに読みやすい。
 しかし、読めても意味が分からないことが多い。
 また、大字書の扁額などだと、上に挙げたかな書よりも、いささか押しつけがましい感じがするかもしれない。といって、横長の紙にも合うかな書と異なり、漢字書は扁額以外、横長と相性がいまひとつのような感じがする。



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2 コメント

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とめはねっ! (エゾ三毛猫)
2010-01-27 07:09:34
今ドラマでも放映されている
書道マンガの「とめはねっ!」
では、かな書を扱ってます。

昔書道展なんかに全く興味が
ありませんでしたが、漫画を
読んでからは気になってます。
返信する
エゾ三毛猫さんこんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2010-01-27 21:36:03
 まじめな話、「とめはねっ!」は書道界には、囲碁界における「ヒカルの碁」、クラシック音楽業界における「のだめ」のような、一大チャンスと受け止められているようです。
 その一方で、パフォーマンスとか、本来は書にない要素も描かれていて、古くからの書をゆがめるという批判もあるようです。
返信する

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