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オホーツク小さな旅(39) 置戸・勝山温泉へ 続き

2011年02月16日 23時33分56秒 | つれづれ日録
承前

 どうやらオバハンは、北見行きのバスに乗るつもりで逆方向の便に乗ってしまったらしい。ほぼ同時刻に上りと下りのバスが訓子府くんねっ ぷ 駅前を出るのだ。

オバハン「降りた方がいいだろうかね」
運転手「このまま乗っていても仕方ないしょ。降りて、駅まで歩くか、ここで待ってるしかないよ」
 次の北見行きまでは40分足らず。待てない時間ではない。

 なお、鉄道は廃止されたが、バス停の名は今でも「訓子府駅前」である。
 駅周辺の商店街は道道整備に合わせて建て替えられ、こぎれいになっていた。

 残っていた2、3人の客も置戸の市街地でおり、筆者ひとりだけになってしまった。
 筆者も、市街地を過ぎてすぐ降車した。

 まず向かったのは、郊外にあるパークゴルフ場。

 雪で閉鎖されているが、入口にベッシンさんの彫刻があるのだ。

 現地へ向かう道は美しい。
 そして、空が信じられないほど青かった。

 その後、置戸の市街地をさまようことおよそ2時間。
 人口3400人と、林業を軸にした小さなマチだが、公共施設はどれも立派で驚かされる。
 公民館や図書館などに昔から力を入れてきたマチらしさを感じる。
 家々や商店街もこぎれいで、廃屋が放置されているようなことは少ない。

 ベッシンさんの彫刻を探すうちに、市街地の道路は半分以上通ってしまった。

 昼が近いので、旧置戸駅前にあるそばや「I」で天ざるを食べる。

 駅のすぐ前にある飲食店が必ずしもうまいとは限らないが、ここのそばはなかなかである。



この項続く


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