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河田卓「仰げ大空」

2011年03月14日 05時32分25秒 | 街角と道端のアート
(承前

 パブリックアートの紹介も織り交ぜながらすすめていきたい。

 この彫刻がたっているのは、網走市大曲1丁目の、道立網走高等技術専門学院の前である(ただし、同学院は2010年度いっぱいで道立校としては閉校し、地元が引き継いでいるようだ)。
 なぜ「大曲」というのか。それは、下の地図を見れば一目瞭然りょうぜんだ。
 


 網走川が大きく彎曲わんきょくしているのである。




 河田卓さんは、網走在住の彫刻家。
 1979年に日展に初出品、初入選を果たし、98年までは入選を続けていたことが確認されている。また、日彫展でも2003年までは入選を続けており、北海道新聞夕刊文化面の「秋の公募展を見て」で何度か紹介されている。ただし、2004年以降の活動歴は、筆者にはまったくわからない。
 1993年の新聞記事で36歳になっている。
 道内の団体公募展には出品していないようである。

 オーソドックスな造形のなかにも、人間らしいあたたかみを感じさせる作風だと思う。

 地震の時は倒壊のおそれがあるので離れろ-という、めずらしい注意書きが、側面にあった。
 今回は大丈夫だっただろうか。

 河田卓さんの作品は、網走市内にほかに数点あるほか、小清水などにも点在しているようである。

(この項続く)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
希望を (怜な)
2011-03-14 06:36:33
とてもやさしい、女神像のようですね。
「「東北地方太平洋沖地震」の受難に向けて
呼びかけている、そんな温かみを感じます。

>地震の時は倒壊のおそれがある。
今回の地震でどうだったのでしょう。

希望を与える、このようにな彫刻は保存を願いたいです。
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怜なさん、おはようございます (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2011-03-14 07:42:25
オホーツク地方は地震は弱かったので、おそらく大丈夫だと思います。

アートは被災者の飢えを満たせませんが、直接的な役に立たないからこそ、なにかの役に立つのだと思いたいです。
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彫刻家 (うさぴょん)
2011-03-19 10:06:44
河田氏は網走市立美術館の評議委員として何度か会議でお会いしたことがあります。
あまり詳しくはわかりませんが、最近の制作については私もわかりません。
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うさぴょんさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2011-03-20 16:39:20
情報ありがとうございます。
市内でご健在なのですね。
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