老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

[花言葉]

2015-12-25 21:54:46 | 俳句
 いつものように、ラジオ深夜便が終わる時間、もう直ぐ5時になろうとすると、
「今日の花と花言葉」とアナウンサーが言う。
今日の花は、クリスマスローズ。
花言葉は、
追憶、慰め、駆け引き、私の不安を取り除いて下さい、、→、私の心配を和らげてください。
全く同じ意味なのである。
失恋ソング 他にも。。。

なんと支離滅裂。

クリスマスの頃、バラに似た一重咲きの白い花を咲かすので、クリスマスローズと
名前がついたそうだ。
ローズという名前が付いているけれど、バラ科の仲間ではない。
キンポーゲ科の仲間だそうだ。
キンポーゲ科には、他に (アネモネ)(ラナンキュラス)(クレマチス)(鳥兜) などなどがある。
根には毒があることから、中傷という花言葉もある。

いつも花言葉を聞いたり、読みながら、花言葉は誰がいつ、考えたのだろうと思う。
花のイメージを元にして、気に入った、綺麗な、美しい万人向けの言葉で飾っている。
私だって、もっともらしい、気のきいた言葉を探して、この花の
「花言葉はねえ~」
なんて、カードにでも書くと一人歩きして、花言葉として定着するかもしれない。
お花屋さんが創造して自分で作った、花言葉をお客さんに告げると、その日のうちに花言葉として、流行るかも。
花言葉は、楽しい。面白い。無責任。
こんなこと いっちゃあ おしめえだあ~。



ヨーロッパではクリスマスに赤を飾る習慣があり、ポインセチアの花の色はそれにぴったりで
クリスマスフラワーとして、重宝されている。
真っ赤の花びらのように見えるのは、花を守る苞であり、本当の花は苞の中心にある、黄色と緑の粒状のものである。
花原産地はメキシコ。
緑の葉が美しく、苞の下側に。
クリスマスローズは、露地に咲かせているが、ポインセチアは、たいがいが鉢植えだ。
公園などで咲かせているかもわからないが、私はお目にかかったことがない。



花言葉は 祝福 幸運を祈る 私の心は燃えている 清純 元気を出しなさい。
これも 支離滅裂。

祝福の気持ちを込めて、明るく華やかなポインセチアをクリスマスーツリーの周りに飾るとこの上なく楽しいパーティーになるのではないのかな~。
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ラジオ深夜便から [西阿波暮らし] へ

2015-12-24 11:39:28 | 俳句
 ラジオ深夜便をかけっぱなしで寝ている。
内容は憶えていない。
昼間にこの良い話を放送すればと思う、番組がある。
ことに、四時からの、人生経験の豊な方の話。
マイナスをプラスに替えて生きている方々の話。
素晴らしい人が沢山いる。

それが、途中で睡魔に襲われて、尻切れ蜻蛉で終わってしまう。

三時から、「日本の歌、心の歌」がある。
いつも子守唄代わりに半分聞いて眠ってしまう。

昨夜は、昭和42年に発売されて、人気を博した歌であった。

ひばりの「真っ赤な太陽」
ロマンチカの「小樽の人」
伊藤ゆかりの「小指の想い出」

思い出せないがそんな歌が流れていた。

私はあの頃、何を何処でしていたのだろうと考えながら眠ってしまった。


最近、ブログで「西阿波の暮らし」を偶然見つけた。

私が子供の頃、過ごした町、ようするに故郷である。
2~3日毎にブログが更新される。
懐かしい故郷の山や川が、画面に表れる。
変化はしているものの、遊んだ寺町や、登ったことのある山の景色が、目の前にある。

遠足で行った、隣町の面白い物を祀っている寺など。

吉野川の四季の移ろいが。。。
川にかかる、潜水橋。
兄が連れて行ってくれた、鮎釣り。その時に乗ったかんどり舟。捕れたばかりの鮎を磧に積んだ石の上で焼いて食べさせてくれたこと。
このブログを見ていると、走馬灯のように子供の頃が思い出される。

そして、故郷を愛している割には、故郷のことを何も知らなかったこと。
聞いたことがあるような、町史で読んだこともあるような?
近くの寺を坂本龍馬が、勤王運動の関係で訪れたこと。

法隆寺が建つより前にあった大きな伽藍の廃寺の跡。
知ってはいたが、勉強不足はまぬがれない数々。

昭和42年を遡って、子供の頃の故郷のことを、うとうとと睡魔に襲われながら、考ええた。

本当に、このブログに感謝している。
ブログを見る人に故郷に、あたかも、その場所に佇まさせてくれる画面なのである。

私の近所の遊び友達。いわゆる竹馬の友。
お月見、田圃の水番。蛍がり。おままごと。

そんな竹馬の友が2年に一度くらいの割で集まる。
同級生では無い。年上もいれば、年下もいる。
住んでいる場所も様々。
阪神地方、四国の辺鄙。私だって四国の片街。
全員の交通の便を考慮して、集う。
全員、今のところ、元気である。

故郷の町には、外に出ないで住んでいる人が沢山いるだろう。そんな人には道での偶然の出会いもある。
同窓会もある。
しかし、散り散りになった、年齢の違った、子供の頃の遊び仲間が集うことは、まこと自慢ができると思っている。

ふる里を出て50年
「西阿波暮らし」
見ている人は、全国に沢山いるに違いない。皆さん懐かしい風景に心を癒され、励みになっているに違いないと思われる。

有り難う。ブログを書いてくれている方。








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クリスマスツリー

2015-12-23 19:58:23 | 俳句


 今年出会ったクリスマスツリー。
一番最初は、神戸のホテルのロビーで。
紅葉狩りにくると、早々と神戸は歳末の色になりかけていた。
       
      🍒    聖樹の灯同じ人恋ふ姉妹

      🍒    聖樹の街ゆつくりと押す車椅子



琴平のホテルのロビー。
飲み会に誘われて来た。



栗林公園の前にある小公園に飾ってあったツリー。

         🍒    歳晩やあちこち赤い色あふれ




三木町の図書館のツリー。
ここで夫と待ち合わす。本を読みながら。いい気分の図書館である。
司書さんの手造りの飾りを吊っている。



飛行場のロビーのツリー。
カウンターの女性がニコッと、ポーズをつけてくれる。
旅がしたい。

       🍒     ポインセチア立てば開ゐて自動ドア


飛行場の外の入り口。
地方空港であるから、人影はまばらである。
旅に出たい。

       🍒   電飾の白鳥舞へる氷の湖



我が家の手造りのちょっとしたクリスマスの飾り。
子供が小さかった頃は、ツリーに電飾を吊りさげ、それなりにクリスマスを祝った。

       🍒   サンタクロース障子に影のうつりをり

       🍒   クリスマスツリーに吊るす嬰の靴 

       🍒   クリスマスツリーで遊ぶ真夜の猫 

         


息子のマンションの玄関のツリー。

街に出れば、賑やかに イルミネーションが耀いているであろうが、しずかに、クリスマスソングを聞くだけか、老兵は。

        🍒    マイグラスの青い小鳥や聖樹の灯

        🍒    やんちゃな子おすまししてる聖歌隊

        🍒    聖歌隊カーテンを開け待ちにけり

        🍒    年つまる清算せねばならぬ嘘
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周囲が悪い 認知症の行動

2015-12-22 12:08:27 | 俳句
 認知症が色々問題になっている昨今。
認知症に罹った人は病気であるから、、、、、、
しかし人さまに害を与えては、病気と一言で片づけれない。
災難を被った、私は、今でも腹を立てている。

信号待で、止まっていた。
後ろからきた、認知症の爺に車をぶつけられた。
国道は片側、二車線の道路。
咄嗟に夫がブレーキーを踏んだものだから、車は蛙飛びをしてやっと止まった。
爺の車は、対向の道路に横向きに止まった。
信号が青に替っても、道路をふさいでいるから、車が通れない。
爺は降りてこない。夫は自分の車のことで精いっぱい。
やっと爺は車から降りて来た。
足取りはよたよた。
取敢えず、車を移動して、つかえている、車を通さなければならない。
爺は自分が遣らかしたことには気が付いているが、何をどうすればよいか、解っていない。
たまたま、自動車の販売店の横だったものだから、そこの方が手際よくことをはこんでくた。私は警察に事故報告。

「こら、おっさん、お前なんしょんじゃ」
「こら爺よ、くるまに乗るな」

爺を見て、トラックの窓から、普通の車の窓から、急いで仕事中の運転手から、罵声がとんでくる。
容赦ない罵声だ。

爺の車はトヨタの大きい大型の高級車。
我が家の車は、息子がもし事故があった場合、軽は危険だからと、勝手に注文して買った、ビートル。
車体は重いし、燃料はくう。
しかし、それなりに、文句をいいながら、気にいって乗っていた。

あの大型のトヨタの車に、小型の軽自動車では、ぺちゃんこにされたに違いない。
やっと息子の言った意味を深く理解。

🍒 爺は認知症で、ブレーキーとアクセルを間違って踏んだ。

私は救急車で病院に。
夫はブレーキーを強く踏んだものだから、右足の膝が、、、しかし大事には至らなかった。

爺は、私は怪我はしていません。
警察がくると一番に言う。判断能力まったくなし。
事故を起こした車を、通行のじゃまになっても動かすことが出来ない、爺を野放しにしている。家族。
4、5日して保険やに伴われて、我が家にきた。
杖をついてふらふら歩いている。
門扉につかまらなければ、立ってもいられない爺。

その前に、爺の家に電話をする。事故処理のことで。
事故の件は全くなしの礫であった。

「私は怪我をしていません。息子に黙っていて下さい。」
そればかり繰り返す。
息子から車に乗ることを禁止されていたそうである。(保険やの話。)
息子は地元の電力会社のお偉いさんだと。
保険店もその会社の傘下であるとさ。
無責任な家族、車は、誰が与えたのか。

🍒保険やもノルマがあるとはいえ、認知症の人と保険契約を結ぶべきでない)


我が家のほうは私の怪我(外傷はないが、三週間の安静。筋が変になって、立っていられない)
さて車のほう。
後ろがめちゃめちゃ。
電気系統がいかれて、右の扉は、開くが、左は開かない。(キーのセンサーが左だけ効かない)
保険で修理はしてくれるものの、あっちの人だと、新車にしろと、いわれるくらいの事故だった。ネ、と周囲の者の話。

本題は、息子が軽自動は危険だと言って、頑丈の車にしていて、よかったこと。
もし軽だったらと思うとぞっとする。
大型の車にアクセルをふかして、追突されたら。
想像すると、ああ恐い。

私は事故で哀しい目にあった人に替って言いたいのだ。
亡くなってしまえば、悔しいことも口に出せない。言えない。他の事故もそうであるが、、、
しかし認知症の人は、車さえ運転しなければ防げる事故なのである。

車は走る凶器といわれることも。
凶器どころか爆弾を抱えて、認知症の人が車を走らせていると思えば、恐いとひと声ではかたづけられない。

大きなショピングモール建物の中で、どこから迷いこんで来たのか、車が突然目の前に現われて逃げたことがある。
老夫婦が乗っていた。

私達も老夫婦。考えることが沢山。




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恙ない 姫

2015-12-21 22:21:56 | 俳句


 何が一番大切かって。
姫 です。
今日も一日ご機嫌でした。
うんちも健康です。

鼻の先で、ドアを押して、まだ寝ている私の寝室に入ってきました。
「ニヤアーン」小さな声で。
「ニャンニイヤーン」どら猫が鳴くような大きな声で。
「ニャンニイヤヤーン」もう、ひと声大きな声で。
「ニヤアアーアアーン」蚊の鳴くような小さな声で。
朝の挨拶を終えました。

この猫が中心になり、我が家の一日のはじまり。

恙ない一日でした。

雨が降っていたので、一日中、家の中で過ごしました。

     🍒   かじけ猫寝たふりしてるいや寝てる

     🍒   新しき猫の布団を縫いあげる

青い、フリースの生地で 姫 の布団を作る。
今までの布団と替えて、敷いてあげると
しばらく布団の上で四足をふんばっていた。くるくると前、後ろと回ってみて、おもむろに寝ころがった。
匂いをかいでいたが、自分の寝るところと思ったらしい。
ストーブの近くに置いてあるから、雨の日はここが一番と思ったか?思わないか?さてさて。



炬燵ならぬ、私の椅子を占領して、眠ってしまった。
私の匂いがするこの椅子が本当は一番お気にいりの場所である。

      🍒    煮凝や夜は天窓より忍び寄る

      🍒    子守唄猫に聞かせる冬の雨 

      🍒    冬の日の濃し落ちてゐる猫の爪 
        

        



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